秋の京都にいるわけじゃなくて、去年の話。

湯の花温泉の宿「すみや亀峰菴」にうかがったんだけど、
夕食をアップする機会を逸してしまってたもんで。



食事処はオープンキッチン風で、
「おくどさん」(へっつい、かまど)が目を引く。
ただし、燃料はガスというのがご愛嬌。
その代り(?)、右側のカウンターに炭火焼の台がある。



ワインセラーにはオーストリアワインがぎっしり。
こちらの宿はオーストリアの醸造所と
特約を結んでいるとかなんとか。
詳しいことを覚えてないけど、
とにかくオーストリアワイン。

うかがった時はちょうど、
フランスでいうところのヌーヴォーものがあった。
ドイツの隣ということもあってか、
若い白ワインは甘味があって爽やかだった。



テーブルは客室ごとに分かれていて、
程よくオープンなつくり。
これがなかなか気持ちいい。



紅葉に柚子釜と、秋だな~。
(内容を覚えてないので雰囲気だけでも)



なんと、のっけから松茸土瓶蒸し!!
鱧とぎんなん入りってのが京都だね。



お造りは少数精鋭。
このくらいがちょうどいい。



「ベニズワイなんですが」とだされたカニ。
ズワイガニにくらべて下と目されるそうだが、
甘みや味わいは遜色なし。
いや、むしろうまいといっていい。



蕪蒸しっぽく見えるけど、
確かこれは大和芋を使ってような違うような。
うまかったことだけは覚えてるんだけど、
さすがに1年前のことだから・・・・・・。



そんでもって、名残の鱧しゃぶ。
鱧の旬って祇園祭のころだけど、
秋になると「落ち鱧」とかいって、
またうまくなる。

うん、うまかったはず。

火にかけるとこんな風になる。

ちょっと濃いめのつゆに野菜の甘みが入ってて、
確かに、すげぇうまかった!!
そうそう、このつゆを
白飯にかけて食いたいと思ったんだ。



さらに、銘柄牛の炭火焼き。
味はもとより、量のあんばいが素晴らしい。



最後は松茸ごはん。

まずかろうはずがない。



デザートは柿。

旬の水菓子だけってのが潔い。
女子にとっては物足りないかもしれないけど、
オレにはこれぐらいで十分。

旬のうまいもの満載の献立は、
京都らしい味わいと盛りつけながら、
料理屋さんとは違う野趣みたいなものがあって、
宿の雰囲気ともマッチした夕食。

素晴らしかった。



食事処を出るときに、
「よろしかったら」とすすめられ、
断れるはずがない。

こういうサービスも素晴らしい!

満腹以上だったんだけど、
部屋に戻って、ペロリ。

小ぶりで甘めのお稲荷さんに、
「すみや亀峰菴」のありがたさを感じた。