こないだ、京都で日帰り仕事があったんだけど、
その日のうちに提出すべきものがあったので、
急遽ビジネスホテルをとって仕事。

なんとか無事終えたのが夜10時。

そんな時間でも行ける店が「たまりや」だったんだけど、
この春、発展的閉店となってしまった。

でも、ちゃんと腹案はあった。

「たまりや」で料理長を務めていた遠藤くんが、
昨年、祇園に割烹店を出してて、
営業時間が深夜までだと知っていたのだ。

とりあえず電話で状況をうかがってみたら、
明るい声で歓待の雰囲気。
約1年遅れの開店祝いに馳せ参じることにした。

ちょっとわかりにくいような場所だけど、
地図アプリがあったので無問題。

飾り気のない入り口は、
いかにも祇園らしい、いい予感に満ちている。

店内は白木のカウンターのみ。
期待通りの潔さだ。

久しぶりに会った遠藤くんは、
以前よりずっとしっかりした顔つきになっていて、
やる気と自信に満ちていることが感じ取れた。

オーダーは、「たまりや」のころのように、
おまかせにしてもらった。


毛蟹!


鯛のお造り

遠藤くんのお父さんは「かつぎ屋」さん。
祇園で商う、明石の鯛などの目利きなのだ。

これまでは、店の予算の都合で、
遠藤くんが仕入れられるランクには限りがあったそう。
だけど、ここでは自己責任でいいものが仕入れられる。
そう、うれしそうに語ってくれた。

こんなにうまい鯛は久しぶりだ。


これは、カウンターの常連さんからいただいた、
開店祝いの一献。

ごちそうさまでした。


かつおのたたき


ブリになる前の前の魚(名前忘れた)のカマ焼き。

脂ののりや身の繊細さを考えると、
ブリよりこっちの方がずっと上等な味わいだ。


きのこの天ぷら

松茸はないけれど、いいアクセントになった。


鯛とお揚げさんの椀もの

京都に来たって実感できるような味わいで、
料理の順序もいい。


最後は手づくりのイクラごはん。

筋子から一粒ずつとりだしたそうだ。

うまい以外に言葉はない。

これに鯛のあらでとっただしの味噌汁つき。


相変わらずのうまさで、
相変わらずの良心的価格。

これではやらないわけがない。


実は「たまりや」が閉店して困ってたんだけど、
京都で気軽に行ける店がまた新しくみつかった。

これからもよろしくお願いします!