その昔、とある編集部で働いていた時のこと。

フリーで仕事をしていた人が多かったからか、
それぞれのジャンルで独自のキャリアを積んでいて、
一緒に仕事をしていて勉強になることが多かった。

しかし、媒体の消滅とともに顔を合わせる機会は減り、
だんだんと音信不通に……、というのが普通なのだが、
この編集部で出会ったたちは人は、
今も連絡を取り合い、たまに飲んだりして、
いい刺激を受け続けている。

そのうちのひとり、藤井恵子さんが、
かねてより親交の深かった浅草の旦那衆を口説き、
それぞれご贔屓のランチの店を紹介する本を出版された。

それが、『浅草 老舗旦那のランチ』。

うかがった話によると、実に短い期間で、
対談を中心とした文章と店の取材をまとめ上げ、
心に残ることの多い本になったとのこと。

オレには到底まねのできないワザだ。

一冊プレゼントしてくださった本を拝見したら、
そこには、本当に知りたかった浅草の姿が!

スカイツリー景気に沸く今だからこそ、
出版できた本だとおっしゃるが、
そこには通り一遍ではない、真の浅草が凝縮されている。

決して正しく理解されているとは思えない浅草の、
本当に粋で豊かな世界がいきいきと描かれていて、
読みでがありかつ実用性にも富んでいる。

本当にいいお仕事をなさいました!

浅草 老舗旦那のランチ/藤井 恵子
¥1,575
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そして、強烈にしりを叩かれたオレ。

オレもこれからこういう仕事をしていかなければ!
というか、早く取り掛からなければ!