もう一か月近くも前のことだけど、
茨城県の大洗海岸に行ってきた。

名前は有名だけど、行くのは初めて。


まずは大洗磯前神社に参拝。


参道がまっすぐ海にのびていて、
ここに大己貴神(大国主命)と
少彦名命が上陸したという神話も、
信じられる気になってくる。

実はこの大洗詣での目的は、
神社の鎮守の森に位置する宿
「里海邸」の取材。

老舗「金波楼」をリニューアルした、
和モダンの建築と、
地産地消の食の宿は、
本当に素晴らしい内容だったので、
後日改めて。

で、大洗といえば海。

そう、海の幸の宝庫。

漁港の近くには産直店が充実してて、
平日なのに多くの客でにぎわってる。


水揚げされたばかりと思しき魚は、
どれも色つやがよくて、よだれもの。


大洗といえばアンコウ。
こんなのが丸ごと売られてるんだから、
さすが産直!


店頭には「焼きいいだこ」。
香ばしい匂いにそそられる。

まさに魚介類のパラダイスなのに、
放射線の影響がここにも。

基準値が見直され、魚の種類によって、
出荷できなくなったものが出てきたそうだ。

厳しい基準値をクリアしてるのも多いけど、
ニュースは上辺しか伝えないから、
大洗海岸にとっては大打撃。

一日も早く改善されることを祈るのみ。