以前、伊豆の土肥にある小さな旅館
「無雙庵 枇杷(むそうあん びわ)」で、
現代的だけど温かみのあるもてなしと、

その系列宿が新たに土肥にオープンした。

宿の名は「富岳群青」。

富岳とは富士山のことで、
群青は海の色を表す。

つまり、海の上に富士山。
そんな絶景が見えるということだ。

土肥の中心街より南に下った丘の上に、
宿の入り口があった。


旅館というよりリゾートホテルの風情だ。


大きな古民家リフォーム風の母屋は、
天井が高く広々としていて、
ラウンジは海外の高級リゾートホテル風。


これは部屋ごとに分かれた食事処の入り口。

ライティングがクラブっぽく見えるけど、
決してそんな下品な感じじゃない。」


客室棟への通路は大きな池のの上にかかっている。

日常から非日常への橋渡しといった感じか。

まだ暑い時期だったので、
水上をわたって吹きつけてくる風の気持ちよさ、
涼やかさは、何物にも勝るもてなしだった。


実はここ、廃校になった中学校の跡地。

こんな環境にある学校に通えたなんて、
めちゃめちゃうらやましい。
しかし、廃校というのは残念なことだ。

ただ、宿として新たな命を紡いだと考えれば、
卒業生の方々も納得されているのでは……。

そして、部屋、そして眺望へ、つづく。