北海道の美味い食材は、枚挙に暇がない。


最近じゃ、温暖化の影響で米まで美味くなってるし、

そのうち、日本の野菜や果物の主要産地は

北海道になるという話も現実味を帯びている。


だけど、北海道は歴史が浅いためか、

郷土料理や料理屋の面で

他の地域に後れをとっている感は否めない。


そこで、北海道ならではの料理でもてなす、

いい店があると聞いて、出かけてみた。


店の名は「杉ノ目」。


すすきのエリアにあって、古い蔵を利用した店は、

古式ゆかしく、威風堂々としている。


点内はいろいろな内装の個室があり、

着物姿の仲居さんが品よく立ち働く姿に、

料亭の趣がある。



落ち着いた2階の部屋に通されて、

メニューを見たら、高級店の値段。


なので、一番安いコースをお願いした。



前菜は地元食材を使用した、

オーソドックスな日本料理。


写真がないから内容を覚えてない。

ということは、あまり印象に残らなかったのか?


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お造りは北海道の魚介類!


ワサビがちょっと違ってたんだけど、

どうやら北海道の地のものだったようだ。


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コーンのすり流し。


これがもう、

美味いの美味くないのったら、美味いの。


最近、日本料理店の夏の定番と化しているが、

こちらのは食材の力が勝っていて、

これまでいただいた中でも断トツ。


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そして、毛ガニ!!


この姿で出てきて、仲居さんが、

「身をほぐしてまいりましょうか?」と。


当然返事は「YES!」。


この身がまた絶品!!

柔らかいんだけどしっかりしてて、

咀嚼すると甘みと海の香りがジュワ~~ン。


さすがだ。

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焼き物は時鮭。


実はオレ、

鮭ってあまり好きじゃなくて(塩鮭を除く)、

あまり気乗りしなかったんだけど、

こいつは違った。


美味い。

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さらに、煮物は北海道の

ジャガイモのとアスパラガス。


茹でたてにバターをつけていただいたが、

なんというか、これこそ、至福の味。


こんなに美味いジャガイモのとアスパラガスは、

そうそう出合えない。


器がアイヌの木彫りってのもいい。

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これは別オーダーの「ウニとイクラ丼」。


上品なイクラとトロトロのエゾバフンウニは、

さすが料理屋さんってな感じの粋なもので、

量も程よく、甘露甘露。


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こちらは郷土料理の一種「三平汁」。


上品で切れのいい吸い地に、

鮭のハラスの部分と野菜が入ってるんだけど、

郷土料理とは一線を画す立派な椀物になっている。

感心感心。


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しめはジャガイモのアイスクリームに、

ハスカップのジャムがかかった、

これまた北海道ならではの一品。


ジャガイモの味わいや食感が感じられるアイスは、

アイディアスイートでは片づけられない完成度。


本当に、最初から最後まで北海道づくしで、

どれも味付けが京都的というか、

非常に塩梅がいい。


期待はしつつ、期待しすぎちゃいかんと、

自分を戒めて訪れた「杉ノ目」さん。


店のつくりや雰囲気、接客も含めて、

素晴らしくいい店だった。


ごちそうさまでした。



「杉ノ目」HP http://suginome.jp/