週末、なぜか蕎麦屋でちょい飲み。
場所は銀座の「よし田」。
その昔、文士が出入りしてた店だ。
江戸風の昔気質の店ってのは、
酒は菊正宗の一本槍っつうのがいい。
昨今、選択肢がやたら多いってのも、
サービスのつもりなんだろうが、
薄い玉子の生地が何層も重なってて、
間にはだしがたっぷり含まれてて、
甘さより塩味が勝ってるところなんざ、
たまんないね。
浅草の「並木藪」やら「神田まつや」やら、
長い間暖簾を守ってきた蕎麦屋ってえのは、
ベテラン従業員がテキパキしてて、
それでいてちゃんと礼儀をわきまえてる。
これまたたまんなくいいんだ。
第一、注文したものが出てくるのが早くて、
値段はそこそこってところがいい。
ちょいと江戸っぽく書いてみたけれど、
古い蕎麦屋ってのはそんな気分にさせてくれる
何かがある。
京都の店もいいけれど、
江戸の気風を残す店ってのもまた
得がたい良さがある。

