「岩の湯」という宿が今、
予約が取りにくいことで話題らしい。
ブログなどの情報を参考にすると、
温泉もしつらいも食事も優れた内容のようだ。
しかし、この宿はホームページを持っていない。
今どきはネット予約が増加しているというのに。
そんなところに興味を引かれ、先月うかがってみた。
場所は、長野県須坂市、菅平高原の近く。
途中までは晴天だったのに、
宿に近づくにつれて雲行きが怪しくなっていった。
長屋門の中には、昔の農具が置かれ、
情緒あるディスプレイになっている。
もう片側には木の切り株を利用した
テーブルには火鉢が備え付けられていた。
寒い日に火で迎えられると、
長屋門の入口から川にかかった橋の向こうに、
宿の母屋がある。
銀世界の橋を渡るってところに趣がある。
おそらく、どの季節であっても、
橋を渡った先で待ち構えていた雪ウサギ。
昔ながらの正しい温泉宿を望むものに、
この提灯はかなりの安心感を与えてくれる。
最初から、期待を裏切らない。
ちなみに正式名称は
「花仙庵 仙仁温泉 岩の湯」。
古い歴史を持つ一軒宿だそう。
見どころイッパイなんで、
詳細はまた次に。