とある仕事先での話。
ベテランカメラマンS氏という方の料理は、
玄人以上の腕前だそうで、
通称「巨匠メシ」が季節ごとに行われていた。
これまで何度か誘っていただいてたんだけど、
いつも仕事のため泣く泣く諦めてた。
それが、秋も本格化し始めたころ、
ようやく参加することができた。
ドでかい生ガキ!
どこのものか聞いてみても、
「不忍池でとってきた」と真顔で答えられる。
美味かったから、ま、いっか。
巨匠自ら仕込んだ〆サバは、
最初に塩と砂糖に漬けるところがミソらしい。
やわらかい酸味とともに、
とろろんと脂が口に広がる感じは、
絶品と言わずして何と言おう。
今季最高の〆サバに、
日本酒も生き生きとしちゃって、
早くもいい気持ち。
衣の具合といい、つけだれといい、
味わいの広がること広がること!
天然キノコにハマっちゃってる身としては、
たまらん演出!
お得意の餃子も噂にたがわぬ味だったし、
「巨匠メシ」が経験できてよかった。
で、次も誘ってもらえるよね……?




