奈良には古墳がやたら多い。
京都、大阪にも有名どころは多いし、
滋賀にも実は古墳ってのがたくさんある。
だけど、古墳といったらやっぱ奈良でしょ。
(特に根拠はないが)
だって「箸墓古墳」みたいな、
埋葬者未詳の貴人の陵が、
そんなに珍しいものじゃないんだから。
春日宮天皇の田原西陵。
え? だれそれ?
春日宮天皇なんて聞いたことないッス。
タクシーの運転手さんの解説によれば、
天智天皇の息子の志貴皇子が亡くなったあと、
贈られた天皇号なのだそうだ。
知名にちなんで田原天皇とも呼ばれてるらしい。
一直線につくられた石垣の間を通って、
周囲はこんなのどかな景色。
でも、志貴皇子の亡骸は、
日が暮れてからここに運ばれたという説がある。
政治スキャンダルに巻き込まれ、
悲しい最期を遂げた人だったのだろうか。
未詳な部分が多すぎて、
想像するしか方法がない古代のことながら、
どこか禍々しく、おどろおどろしい、
そんな雰囲気はなんとなく伝わってくる。
ま、未詳であること以上に、
オレが無知だってことが問題だと思うけど。


