先日アップした「俵屋」のほかに、
行く度に趣深く感じられる旅館は、
ほかにもいくつかある。
古い建築物を上手に生かしながら、デザインコンセプトを統一して、
全体でひとつのセンスを示しているところは、いつうかがっても感嘆に値する。
本館の部屋はいつ来ても静かで、昔のままのしつらいで、
まさに時が止まったような感じが味わえる。
それでいて、マッサージチェアもあり、時代に即したサービスもお手の物。
で、有馬温泉といえば黄色く濁った「金泉」。
すっきりと所を得た脱衣所。
以前、ここで入浴したときのこと、
タオルは大浴場に備え付けてあるものだと勝手に思い込み、
手ぶらでやってきたらタオルが見当たらない。
かといって部屋のタオルを取りに戻るのも面倒で、
洗面所にあったペーパータオルで拭いたんだっけ。
内湯は有馬温泉のもうひとつの源泉「銀泉」。
内湯から続く通路を通って「金泉」へ。
男女の間の仕切りは途中からなくなってて、
お互い丸見え状態。
以前、女湯のほうがにぎやかでこっちはオレひとりだったとき、
コソコソ隠れるようにして湯につかってたことを思い出す。
混浴でもそう感じるんだけど、女性は強い。
お香が焚かれた湯上り処もいい雰囲気。
食事が程よいこともオレが好きなポイント。
余計なものがない潔い朝食。
これでも多いぐらいだけど、
朝から食事の楽しさを提供したいと考えてくれてるとしたら、
過不足なし。
このとき、夕食は外でいただいたんだけど、
こちらではそういう宿泊スタイルを推進したいのだと聞いた。
それがひいては有馬温泉の繁栄につながるからだと。
有馬温泉が、行く度に活気付いているように感じられるのは、
そんな意識が着実に根付いている結果なのかも。
さすがは、「陶泉 御所坊」 !















