いろんな雑誌が企画する
旅館ランキングで常にトップを走るのが、
京都の「俵屋」。
先日、久しぶりに泊まる機会を得て、
通された部屋は2階の「霞」の間。
扉を開けると、こんなオブジェが。
これの曰く所以は存じ上げないが、
ワンちゃんに見えるのはオレだけ?
矩形の部屋はガラス窓をはさんでるため、
実寸以上に広く感じられる。
って、ここでようやく気づいたんだけど、
初めて「俵屋」に泊まったときもこの部屋だった。
あの時は、どんだけ感心したことか。
窓際の棚の下は掘り炬燵式になってて、
もの書きするのにちょうどいい。
(実際、仕事してたし)
似たような意匠の宿をよく見かけるけど、
おそらく、こちらを手本としてるのだろう。
これはお昼寝用のブランケットセット。
さすがの気配り。
風呂は槙の浴槽で、温泉じゃないんだけど、
水がやわらかくて気持ちいい。
ちなみに窓を開けると瓦屋根と正対。
アメニティは「T」マークがついて
ちょっと新しくなった感じ?
しかし、石鹸の香りは相変わらず麗しい。
夕食後、部屋に戻ったら、
ガーゼを重ねた素材でゆったりフィットの
窓の緑のおかげで、爽やかな朝が
いっそうすがすがしく感じられる。
布団の片付けも、手際よくあっという間。
空けた朝は、10月1日。
だから、お一日の祝いのお赤飯。
道祖神信仰によるものか、
一日を祝う風習があるんだけど、
それを実践してるところに感心。
文化の継承ってことだもんね。
で、これが朝食。
「ザ・朝ご飯」って感じの献立は、
まさに過不足なし!
量、種類ともに、
これ以上でも以下でもダメ。
究極のものといってもいい。
久しぶりに宿泊して、改めて感じたのは、
部屋のしつらいやアメニティ、仲居さんや男衆の対応、
食事から建物から空間の雰囲気に至るまで、
すべてに「俵屋」らしさが貫かれてること。
やはり、評判は伊達じゃない。












