茅ヶ崎に小津安二郎が仕事場のように
長逗留した宿があるという。
宿の名前は「茅ヶ崎館」。
まるで大正から昭和のまま、
時が止まったようなたたずまいだ。
玄関の一隅を見ると、
木製のサーフボードが無造作に置かれてる。
なんでも、その昔ハワイから届いたもので、
日本でも最古のボードらしい。
こんなのが何気なくおいてあるなんて……。
ラウンジは本当に昭和のまんま。
当時の裕福な家庭の居間って感じ。
隅のガラスケースには、
反対側のコーナーには昔懐かしい写真とポスター。
宿の主が撮ったポートレートも掲げられていて、
ここが小津が長逗留した部屋。
昔のままだそうだ。
ここに籠もって台本を書いていたそうで、
当時のそうそうたるスターたちが、
ここで宴会を繰り広げたらしい。
大浴場(大ってほどじゃないけど)。
廊下の感じも昔さながら。
古いといえば古いに違いないんだけど、
隅々まで掃除が行き届いてるんで、
食事だけの利用も可能らしく、
この日も何組か昼食をとっていた。
失礼ながら、まさか茅ヶ崎に、
こんなにステキな宿があったなんて、
全然知らなかった。
オレもいつかこちらで長逗留でも……、
って、そんな仕事なんかないんだけど。
「茅ヶ崎館」の詳しいことはHP をご覧ください。











