市街地から少し離れたところへ車で移動し、
またまたモスクの見学。
ボードには「ムラディエ・ジャミィ」と書いてある。
ゲートを入ったら、少年たちが遊んでいた。
身なりや肌の色は、
これまでトルコで出会った少年たちと違っている。
そのうちオレたちのほうに近寄ってきて、
バック転をして見せたり、踊り始めたり……。
そして、物乞いを始める。
ロマ(ジプシー)だ。
この前に行ったモスクを出たときにも、
物乞いをする少女たちにあった。
アマスィアにはいなかったロマが、
ヨーロッパに近いここにはいる。
少年たちは悪い子達じゃなかったけど、
哀しいものを感じてしまって、
カメラを向けることができなかった。
聖堂に入ると、また異質な光景が。
白い漆喰のところどころに、
古い壁画やタイルが残されていて、
ちょっと情けない感じなのだ。
現在、修復の途中で、
これから昔の壁画を忠実に再現するのだとか。
祭壇の周りのタイルは昔のままで、荘厳なまでの美しさを発揮している。
ドームを囲む壁のタイルも、昔の姿がよみがえったら、どれほど美しいことだろう。
ここの絨毯は手織りのペルシャ絨毯だそう。
どんな立派なモスクでも、
現在では機械織りの普及品が敷かれてて、
見るべきものはないんだけど、ここは別。
実は曰く所以を知らないままなんだけど、
長方形の部分がひとり分になっていて、
それぞれが並んで祈りを捧げるのだそう。
その図は、壮観なことだろう。
ドームを出るところにあったこれは、
一日のお祈りの時間を示したもの。
お祈りの時間は日によって変わるらしく、
モスクの聖職者もこれを頼りにしてるとか。
イスラム教も新しくなってるようだ。









