ラディキの仔羊に舌鼓を打ち、
目指すは空港のある町サムスン。
黒海沿岸ではかなり規模の大きな都市で、
アマスィアでしばらく浮世離れしてた身には、
慌しく感じられてしまうほど。
大きな通りには露店が延々と続いていて、
お祭りのような賑わい。
東京にいても人込みを避けて過ごしてるもんで、
なんだか気おされてしまう。
割礼式の盛装の専門店か?
「割礼」って日本では全然なじみがないんだけど、
イスラムやユダヤ経の国、アフリカ諸国では
当たり前のことなんだってね。
しかし、割礼って、痛そう……。
だからこんな衣裳着せて、
気を紛らわせてんじゃないの?
スイーツの店のウィンドウを見ると、
色彩感覚に大きな隔たりがあるような……。
サムスンの繁華街は、
イスタンブールとはまた違った、
面白さがあったんだけど、
足早に通り過ぎただけだから、
イマイチ探りきれなかったのが残念。
田舎もいいけど、
都市部の蠱惑的な雰囲気ってのには、
性分として抗えないものがある。

