キャーズムさんちでご馳走をいただいてたとき、
やたらたくさんの子どもがいた。
子沢山の村なんだな~って思ってたけど、
みんなキャーズムさんの親戚。
夏休み最初の日だったから、
アンカラやらあちこちから集まってきてたんだって。
最初は言葉も通じないせいか、
子どもたちも距離を置いて探ってるような感じで、
だんだん、近くにやってきて、
いろいろと話しかけてくるようになった。
通訳の人を介して話をしてると、
やはり、日本人にすごく興味があるらしい。
だんだんなついてくると、
それぞれみんなやたらかわいい。
ひと通りご馳走をいただき終えて、
玄関先に出てひとりタバコを吸ってたら、
子どもたちもやってきて、
「タバコはよくないよ」ってなことを言ってくる。
(言葉はわかんないけどたぶんそんな感じ)
で、一番年上の子(17歳)がなにやら話し、
表に出て、「カモン!」ってな感じで手招きをする。
ボコられるんだろうか……、
カツアゲされるんだろうか……。
恐る恐るついていったら、
古い古い住居跡とか、小さな畑とか、
面白いところをいろいろ見せてくれた。
で、彼らが大好きなツリーハウスにも。
家のいたときはおとなしかった小さな子たちが、
子どもらしいやんちゃな顔を見せ始め、
こっちまで同世代になったような感覚に。
(親子どころか孫と言ってもいいような子と!)
スモモに実をくれたから食ってみたら、
気が遠くなるほど酸っぱくて、
それを見た子どもたちは大喜び。
握った手の親指と人差し指の輪の上に木の葉を置いて、
それをもう一方の手で叩いて「ポン!」と鳴らしてみせ、
「やってみな」ってな感じだったからやってみたら、
力入れすぎちゃって音は鳴らず、ただ激痛。
結局笑いを提供しただけだったけど、
子どもってこういう感じで仲良くなっていくんだよな……。
なんて郷愁にひたっていたけど、
サヨナラの時は間もなくやってきた。
カメラマン氏が記念撮影をしてるところを、
横からパチリ。
年長の子達は学校で英語を習ってて、
ちっちゃい子達も習いたての英語で、
別れ際、「グッバイ、マイフレンド」って。
トルコの友達とのお別れは、
なんだか胸がキュンとした。
後で聞いたことなんだけど、
何でみんな集まってたかっていうと、
オレンジのタンクトップの男の子のお父さんが、
交通事故で亡くなっちゃったそうで、
その100日目の法要(?)があったからなんだって。
仏教と似たところがあるんだ……。
じゃなくて、
さらに愛おしく感じられて仕方なかった。


