イスタンブールから西へ車で約3時間。
ギリシャやブルガリアとの国境の近くにある、
エディルネという町を訪れた。
オスマン帝国の初期に都が置かれた町は、
古都の面影が漂っている。
イスタンブールほど都会でなく、
アマスィアほどのどかでなく、
最後に訪ねるのにちょうどいい規模。
町の人は素朴で温かく、
やっぱ田舎はいいなぁ~~と、
昨日とは180度違うことを思ったりして。
ただ、今日もひどく暑い。
あぁそれなのに、またしても、
帽子もサングラスもスーツケースの中で、
日焼け止めも塗らぬまま。
挙句、水もペットボトルのそこをつき、
熱中症の恐怖と隣り合わせ。
そんな中、撮影のために、
モスクのミナレット(塔)に登らせてくれるとのこと。
聖職者以外許されないことらしいが、
太っ腹の役人がOKしてくれたのだ。
こんな機会は滅多にないから、
喜んで登ることにした。
が、オレは高所恐怖症……。
ステップの小さな螺旋階段は、
途中から真っ暗になっていて恐怖は増すばかり。
小窓で休んでいた鳩が人間に驚いて、
螺旋階段に飛び込んで身体にまとわりつき、
さらに恐怖は増す一方。
登れど登れど着かない。
そんな苦労の末にたどり着いたテラスでは、
天才建築家シナンの最高傑作とされる、
セレミイ・ジャミイ(モスク)。
室内装飾も素晴しかったんで詳細は後日。
エディルネ、かなり好き。
