小樽運河から続く石造倉庫群は、
もし都会にあったら、
次々にリニューアルした店舗が入り、
おしゃれなエリアになることが想像できる。
それほど、いい物件がいっぱい。
だけど、小樽では歯抜け状態で、
人影もまばらで寂しい限り。
というか、もったいない。
外観を見ただけでワクワクする。
ドアを開けると薪が積まれた暗い廊下。
ここはダイビングショップを兼ねていて、
暗いのはそのスペースらしい。
ランチタイム開始直後だったので空いてたけど、
やがて席も埋まり、
天井の高い店内にはカレーの匂いが漂っていた。
ここのコーヒーもなかなかのもの。
北海道のコーヒーはレベルが高い。
大きな窓の向こうは道路なんだけど、
車も人通りの少なくて、ひたすらのんびり。
こののんびり具合も魅力的だ。
あ、そうだとしたら、
これ以上発展はしないほうがいいのか。