「時の宿 すみれ」の一番のウリは、
米沢牛づくしの夕食にある。
というか、オレはそれを目当てにしてたから。
夕食を紹介する前に、
ロビーにあった「酒蔵」が面白かったのでご紹介。
カーブのように室温が一定に保たれた空間には、
写真のように地元の日本酒やワインが並んでいる。
ボトルの横にはカードが置かれていて、
食事の際に希望の酒のカードをスタッフに渡せば、
それを持ってきてくれるというもの。
メニューリストを見て選ぶよりも、
ボトルのラベルを見て選べるってのは、
情報も多くて楽しい。
さて、食事は各部屋用に仕切られた「食事処」で。
シェフズテーブルというか、
目の前で料理の手際が見られるのは魅力的。
ただし、カウンターは8席のみで、
オレらはテーブル席。
ここから食事の写真になるんだけど、
献立をもらったのに失くしちゃって、
ディテールがわからない……。
というのは、米沢牛のあらゆる部位を用いて、
コースにしてあるので、
部位名がわからないのは致命的……。
前菜は、米沢牛の脂の少ない部位の野菜包みと、
パプリカのムース(だっけ?)。
最初から、米沢牛の味の深さを知らしめる逸品。
いわゆるタタキなんだけど、
これも脂の少ない部分でアッサリ味。
米沢牛が中心だけど、
付け合せの野菜がたっぷりで、
すごくバランスがいい。
ちなみにオレらは地元・高畠のワインをいただいたが、
ピノ・ノワールもカベルネ・ソーヴィニオンも上出来。
最近の日本のワインはレベルが高い。
これは、湯引きにしてあるんだっけか。
給仕のスタッフがそれぞれ、
肉の部位とその味の特徴を説明して、
どう調理したかを説明してくれるのが面白かったのに、
オニオングラタンスープも米沢牛入り。
まったりとしたスープのふくよかさは、
ここで口直しのグラニテ。
ここまで、米沢牛の味わい深さと、
部位によって味やテクスチャーが異なるのに
いちいち感心していたが、
脂が少ないとは言ってもそこは牛肉。
舌をリセットできるのはありがたい。
米沢牛大トロとあぶりの寿司。
まずは大トロをいただいたら、
もうね、これね、絶品中の絶品!
口の中が天国というか極楽というか、
飲み込むのが惜しくなるほど!
あぶりにはフキノトウ味噌がのってて、
脂をさっぱり感じさせて、これまた絶品!
米沢牛、バンザイ!ヽ(^o^)丿
コクがぎゅっと凝縮されてて、また新たな味わい。
付け合せのフキや筍もうまかった。
だから、味わいに広がりが生まれてる。
なんかほっこりする優しい料理だ。
さあ、いよいよメイン!
メインはステーキ!!
年齢的(経済的に?)に牛肉離れが進んでたんだけど、
脂が軽やかで、本当にアッサリしてるのに、
噛むごとに味わいが増していくという優れもの。
塩もつけなくていいほどだ。
付け合せの野菜もうまかったし、もう感涙級!
ちなみにメインは、すき焼き、しゃぶしゃぶもある。
しめのご飯は、牛のスープでいただくお茶漬け。
うえにのったトロロがご飯粒にからんでて、
食感の面白さもさることながら、
スープのうまさには、とうとう絶句。
食事は以上。
それぞれが米沢牛の「味」を楽しめるもので、
量も程よくて、大満足。
そして、米沢牛のうまさは驚異的。
これまでのオレの銘柄牛ランキングで、
トップに立ったもん。
この満足度で、宿泊料金がひとり¥19,000ってのは、
やっぱ「破格」でしょ。
むしろ安すぎるぐらいだ。











