途中さまざまな困難があったものの、

今年ももう今日でおしまい。

今日はなんて平穏なんだろ。

ならば、今年食ったものの中から、

美味かったもの、驚いたものを集めてみるか。


京都祇園「たまりや」 のクモコの昆布蒸し

今やすっかり行きつけにさせてもらってる、

「たまりや」さん。

いつも嬉しい驚きがあって病みつき。

おかげで京都がさらに好きになった。



富山県「庄川の鮎」

小ぶりの鮎は骨まで柔らかくて、

綿の苦味に冴えがあって、香りも抜群。

コークスで焼かれてるんだけど、

こいつの美味さはぴか一!



博多「寿久」 のもつ鍋。

安ウマ居酒屋が多い博多でもここは別格。
生のモツが使われてて¥880。



「Kansei」 の肉料理


佐助豚という岩手県産の豚肉。

程よく歯ごたえがあってジューシー。

上品さで比べると牛より数段上。



「五島うどん」 の地獄炊き

鍋に沸騰させた湯に乾麺を入れて、

茹で上がったらつけだれでいただくシンプルな料理。

たまごでいただいても激ウマ!



両国「もゝんじや」 の猪鍋

こちらの店では「いのししすき焼き」と呼ぶ。

野生のいのしし肉を使用しているそうで、

肉はもとより脂身まで滋味あふれていた。



「地鶏とちゃんこ 悠」 の塩ちゃんこ鍋

スープにコクがあって、味わいサッパリ。

ごま油で軽く炒めた鶏肉が味の決め手。



讚岐「山内うどん」

さぬきうどんはいずれもウマかったけど、

特にここの麺は美しかった。

エッヂが立っててこしが強くて、最強!



月島「韓灯(はんどぅん)」 のホルモン

焼肉もよかったけど、ホルモンは無敵!

久しぶりに行った焼肉屋が大正解でラッキー。



銀座にある土佐料理店「祢保希(ねぼけ)」

鯛そうめん。

どうだとばかりのプレゼンテーションで、

味わいは非常に繊細かつやさしい。

もっともっと食いたかった……。



松本「マサムラ」 のベビーシュークリーム

一口食ったら極楽気分のスイーツ。

ベーシックなスイーツのよさを再認識しながら、

久しぶりにお菓子に感動した。



札幌「海味 はちきょう」 の鮭児

噂でしか知らなかった幻の鮭。

脂ののりととろけ具合は噂にたがわぬ逸品。

やんしゅう風のスタッフの活気に満ちた店で、

安くいただけたのも幸運だった。



「京夕け 善哉(よきかな)」 のえび芋あんかけ

「たまりや」の板長・遠藤君のお父さんに教わって、

うかがってみたら、見事な料理に感動の連続。

これから有名店になっていくに違いない。

奇しくもこの日が誕生日で、いい思い出になった。



京都のてんぷら割烹「天邑」

スキマ日記 別館

クチコ(バチコ)と海苔に包んだコノワタの天ぷら。

メチャメチャ贅沢な珍味が天ぷらに姿を変え、

マイルドな味わいでいただけた。

目から鱗の一品だった。



乳頭温泉郷「鶴の湯温泉」 の山の芋鍋

スキマ日記 別館

ごま油やベーコンが入ってて、

ベーシックな味噌味のようでそうじゃない。

とにかく美味いし飽きないし、たまんないね。



飯塚本町「さぬきうどん」 のごぼ天うどん

スキマ日記 別館

身贔屓とわかってるけど外せない。

「さぬきうどん」という店名ながら、

うどん自体は「博多うどん」そのもの。



まだまだ食ったことのないものって、

いっぱいあるんだろうな……。


来年はもっといろんなものが食えますように。