京都の紅葉撮影は終わったけど、

連休だし、差し迫った仕事もないし、

ってことでオレはそのまま関西に居残ることに。


別に京都で遊べるわけじゃなく、

奈良に調べ物に行かなきゃならないの。


連休中だというのに……、ひとりで……。


知らない場所の探検に行くんだから、

ある意味ミステリーツアーみたいなもの、

と思えば気分も上がる。


で、この日は京都でひとりの夜。

(概ねいつもひとりなんだけどね)


連休前の金曜日で、

どこも予約でいっぱいのはずだから、

こないだお邪魔した「たまりや」さんの帰り際、

女将さんにまた来ると宣言しといたんで、

言葉を守ってちゃんと再訪。


でも、中2日しか空いてないとなると、

イケメン板長・遠藤クンも困るだろうな

(いつの間にかクンづけ)、

アラカルトにしようかな……。


なんて思ってたけど、

席に着くと目移りするばかりで、

結局おまかせに。


「最初からそのつもりでした!」と

遠藤クンはやる気満々!!


いいね~。


で、すぐさま一品目。

フグの白子だよ!!


トロリ~ン、ネ~ットリ、マッタ~リ


これをビールと一緒にいただくなんて、

なんてもったいないことを……。

この日のタイは皮に焼き目つき。

香ばしさが加わると、味の深みが増すんだね。

ヨコワとイカも、こないだより美味い気がした。


なんかかっこいいラベルだったんで、撮ってみた。

オレが飲んだのは、大分の麦焼酎「兼八」。

いつもこれだから、あえて写真はナシ。



あんの中に鎮座ましましているのは、

牡蠣と九条ねぎ。


だしのきいたトロリンとしたあんの中で、

ジャストな火加減の牡蠣がプリッ!

見事なコンビネーションなり。



ぐじ(あまだい)の塩焼きは、

「頭と尾、どっちがいいですか?」ときかれ、

「どちらでも」と優等生的返事をしたんだけど、

さらに問われて、「頭!」と白状。


こいつがデカイ頭で、美味いのなんのって。


このぐじ、一塩ものを買ってるんじゃなくて、

遠藤クンが塩をしてるんだとか。

だから、味わいに「生気」があるんだな。


カレイの唐揚げはオレの大好物。

かなり身に厚みがあってホワホワした食感と、

パリパリの骨を交互に楽しんだ。


玉子とじの中身は「穴子の白焼」。


明石で特別に白焼にしてもらったものを

仕入れているんだとか(企業秘密かな?)。
穴子の香ばしさが玉子に優しく包まれてて、

幸せな味わいになっていた。


割とお腹も満ちてきたんで、しめのご飯。


椀は、さっきのぐじの頭の骨でだしをとったおつゆ。

香り高くこっくりとした味に仕上がってて感心。


「ご飯とおつゆ、半分ぐらい残してください」と遠藤クン。


なんでだろうかと思ったら、

お茶漬けにしてくれた!!


ご飯と一緒になると、味が丸くなって、

さらに新たな味わいを発見!


最後まで驚きの連続で、

ひとりながら、実に楽しい夕食だった。


「たまりや」さんはいつ来ても、

本当に気持ちのいい店だ。


ってことで、久しぶりにデータをば。


「たまりや」
京都市東山区祇園縄手新橋西側
SPACEしんばし2F
電話番号=075・541・5670(予約がベター)
営業時間=18:00~23:00(L.O.)
定休日 =日曜祝日