石亭で最初に拝見したのは、

離れの中でも最も宮島よりにあって、瀬戸内海まで見渡すことができる「大観」の間。

大きな広間が二つあって、広縁の周りは全部ガラス窓で見晴らし抜群。

もちろん、シャワーと内風呂、露天風呂もあってアメニティも完璧!

この部屋でお着き菓子をいただいた。

暑い時期だから、アイスってのがうれしい。


以下、部屋でも見つけた感心ポイント。


つぶさに見てたら、燭台用の蝋燭やらお香やらサービスもあり。

こういう細かい部分までカバーしてるところってのは意外と稀有。


広縁の奥にはライティングデスク。机上には、またしゃれた一文。

噂には聞いてたけど、こちらのご主人のもてなしは並みじゃない。


広縁で目を引いたのがこの古びた文机。

CDプレイヤーや文箱が仲良く並んでるのがほほえましい。

たくさんある引き出しを開けてみたら、

上には宮島観光へ誘うガイドブックが複数あって、老眼用の虫眼鏡も!

右側には、爪切りと裁縫セット。


左側には筆と墨汁、そして老眼鏡。


文箱には和紙のレターセットのほかに、

こんなアンケート用紙が入ってた。

縦書きのしゃれたデザインで、

つい書き込みたくなるような気になる。


やはり、こちらのご主人は只者じゃない!


泊まった日が満月前夜だったから、お軸は池に映った満月とカエル。

床の間の横の障子には松のシルエットが映ってるという凝り様。


これでも「石亭」 レポはまだまだ序の口。