ちょっと用があって横浜に行くことになった。


午後2時に約束をいただいたので、

ギラギラの日差しに焦がされながら、

坂道を登りつめたときはすっかり汗だく。


こんなんでうかがうのは失礼と思い、

木陰を探して、汗が引くのを待つ。


丘の上にある木陰だから、

風が強くて、通り抜ける涼風が心地いい。


天池真理の「恋する夏の日」の一節を思い出した。

古すぎるけど。


この辺は海が近いし、木立も多いし、

舗装されてない地面も多いからか、

同じ日陰でも、東京よりずっといい。



目的地はこちら「大佛次郎記念館」。

「だいぶつじろう」じゃないからね。


こちらのことは、また改めて。



この辺はその昔フランス軍の駐留地だったそうで、

今はフランス山と呼ばれている。



開港以降の歴史が刻まれた横浜は、

その昔はいろんな話や歌の舞台になっていた。

現在は「みなとみらい」の方に注目が集まってるけど、

古きよき横浜はもうちょっと取り上げられてもいいかも。



港の見える丘公園からの眺めは、

名称から受けるロマンチックなイメージとは程遠いものになっていた。



帰り道、公園を抜ける道があることを発見。

木立の間にあって風が涼しい。

くるときもここを通ればよかった……。