「山の茶屋」での食事は、

仕事が全部片付いた20時過ぎ。


板場の都合で仕方ないとは思うけど、

一度に全部の献立が運ばれてきた時には、

正直言って先が思いやられた。


先付けの構成はなかなかきれい。沢蟹の面構えもいい。


で、鴨ロースとか蓮根豆腐とか和え物とか、

どれもいい味!

これは、期待していいかも!


お造りは包丁技を楽しめるものだったし、かぼちゃのしんじょうの椀物も本格派。


太刀魚は丸々と太ってて、焼き加減が絶妙。

蒸しアワビと冬瓜はコーン味のソースとともに。コレが絶品!

賀茂茄子田楽の上には和牛ロース。田楽味噌の味もいい。

酢の物はオクラとイカのみぞれ和え。口直しにちょうどいい。

ご飯は鰻とごぼうの釜飯。茶碗2杯分で、量的にも満足。


もっと感心したのが、ミョウガの糠漬け。

切子の器もかわいらしくて、

コレだけでご飯何杯も食えそうなほど。


料理長は「なだ万」で修業してきた人だそう。


宿の若主人やベテラン仲居さんは、

とても日本人とは思えない顔してると口を揃える。


果たしてその実像は、

本当に日本人離れした風貌にビックリ。


いや、時代劇の某俳優さんのような濃い顔で、

本当にこの人がこの料理をと、二度ビックリ。



「讃アプローズ」の件があったんで、

どうかなと思ってたけど、

きちんとした仕事ぶりで、冒険もあって、

非常に楽しい献立だった。



一度に出されたのを食ってこの感想だから、

ちゃんと順々にいただいたら、

きっと、もっと感心したに違いない。



朝食は地のおかず三昧。


ご飯がおかずがすらりと並んでて、

五穀米のおかゆ1杯と白ご飯2杯を完食し、

朝から満腹!


山に抱かれて立つ小さな宿「山の茶屋 」は

小さいながらも楽しさいっぱい。


そして、なんと言っても、食事がいい!