長崎の上五島にはその昔、

遣唐使船が寄港していたらしい。

それがこの錦帆瀬のあたり。


これは御船様と呼ばれるもので

嵐に遭いながらも帰還した遣唐使船にあやかり、

船の形の自然石を奉ったもの。



遣唐使はこの島に、

「うどん」を伝えたという説がある。


真偽のほどは定かじゃないが。



五島うどんってのは素麺のように、

細くのばして作られる乾麺で、

稲庭うどんみたいな感じ。


食べ方は「地獄だき」ってのが基本。


では、そのプロセスを。



1、テーブルコンロに鍋を置き、

水を入れて沸騰させる。


2、乾麺をばらばらと入れる。



3、ゆで時間は7分ぐらいがちょうどよく、

かた目が好きなら5分ぐらいでもいい。


4、鍋から麺を取ってつけだれでいただく。

つけだれは、アゴ(飛び魚)だしのつゆに

ネギと好みの薬味を入れたものと、

卵にしょうゆと鰹節を混ぜたものの2種類。



アゴだしもいいけど、卵で食べるたときの、

なんともいえないやわらかい味にニッコリ。

「地獄だき」には惚れたぞ!!


もちろん、水でさらしてざるうどんにしてもいいし、

かけうどんにしてもいい。


こいつは使える!!



なんで、ここに行って、


手延べ麺を購入した。


なんでも、上五島でも手延べ麺を作っているのは、

船崎という集落に限られているのだとか。


船崎は遣唐使船の寄港地にも近いことから、

五島がうどん発祥の地という説も真実味を帯びてくる。


日本で一番古くからうどんを食べていたのは、

五島の人たちだったかもしれない。



しかし、「地獄だき」をうちでやってみたいけど、

この季節にやるには熱すぎる……。