博多に2泊したうちの「スゲェ!」の1軒目は、
こないだアップした大衆割烹「寿久(ひさきゅう)」。
味も値段も、まさに比類なき存在!
(オヤジばっかという雰囲気は置いといて)
で、思い出してみたら、
一夜目に行った店も、また違った点で、
「スゲェ」に値するところがいっぱいあった。
店の名は「活海酒(かつかいしゅ)」。
(勝海舟をもじったのか?)
店名には「居酒屋以上料亭未満」と添えられていた。
実はここ、ブログを徘徊しているときに、
いい店だな~と思ってメモっといた店のひとつ。
それが、思いの外早く博多出張が実現し、
活用させてもらったというわけ。
店の場所は天神からも薬院からも、
ちょっと外れたところで、
周りにはあまり店もない。
タクシーで迷いながら到着し、
予約なしに入ってみた。
入るとすぐに小さなカウンターと小上がりがある。
カウンターにしようかと思ったけれど、
一見だし、遠慮して2階へ。
2階は座敷に座卓が無造作に並んでて、
民家をそのまま改築したような感じ。
席に着いて驚いたのはメニューが豊富なこと。
これはごく一部。
居酒屋風からパスタなどのイタリアンや、
スープ類まで揃っている。
何人かいた板さんの中に、
イタリアン出身がいるのかな?
でも、手を広げすぎてる店って、
ちょっと疑った方がいい場合が少なくない……。
お通しとして出されたのが、
バルサミコ酢でサラダ風に仕立てた白身魚と、
写真はないけど、かんぱちかなんかの「づけ」。
どっちもお通しにしとくのはもったいないほど。
と思ってたら、メニューにお通し¥300とある。
いらない人は省くことができるらしい。
なかなか面白いシステムだ。
2階を担当してたのは女性スタッフだったんだけど、
メニューについてオレらがいちいち質問するもんだから、
1階から男性スタッフをつれてきてくれた。
このスタッフが実に心得たもので、
いろんな質問に対してテキパキ回答。
これにはオヤヂ(オレ)も大感心!
以後、食事のオーダーの際には、
必ず彼がやってきてくれたのはありがたかった。
(彼はもしかしてヤな客担当か?)
茄子の揚げびたし。
博多らしいまろやかな味わい。
キスの天ぷら。
さぬきの2軒目で残念な結果に終わったので、
ここでリベンジ!
ヤな思い出を払拭するできばえ。
ごまさば。
生サバにしょうゆとゴマで味付けしたものを、
博多をはじめとした北部九州では「ごまさば」と呼ぶ。
これは、家庭料理の代表格で、
地元を離れているとやたら懐かしくなる味の最右翼。
博多に来たら、これを食わなきゃ帰れない!
で、こちらのはしょうゆ味がしっかりしてて、
もはや家庭料理の域を超えてる。
さすが、居酒屋以上料亭未満!!
たこ刺しは、ドライアイスとともに恭しく登場。
後からやってきた吸盤はちょっと火が通ってて、
プチプチ感が増して、味わいもリッチ!
このブサイクな魚は、アラカブ。
カサゴの別名だっけか?
コイツがまた、頭までサクサク上がってて、
向かうところ敵ナシ。
店内は暗めで、席も埋まってきたので、、
フラッシュをたくのがはばかられ、
マトモに写ってたものだけ掲載したけど、
実はもっとたくさんオーダーした。
以下は文章のみで。
「紫玉ネギサラダ」
佐賀産の玉ねぎは、恥ずかしながら、美味いとしか表現できない。
「地鶏の炭火焼き」
皮はパリパリ、肉はジューシーで文句なし。
「鶏レバー刺し」
まさかここでこんな美味いレバ刺しに出合えるとは!
「サザエのブルゴーニュ風」
エスカルゴっぽい感じで、いいアクセントになった。
これだけじゃないはずなんだけど、
いい感じに酔っちゃってたんで、記憶なし!
シメは、さっきの「ごまさば」でお茶漬を所望。
そんなのメニューになかったんだけど、
件の男性スタッフは快く応じてくれた。
料理はすべて満点とまでは言わないけど、
ケチつける点は見当たらない。
オーダーに対するレスポンスもよくて、
味わいとともに居心地もよく、
いつの間にか長居したって感じ。
で、値段は、飲み代込みでひとり約¥7,000。
激安じゃないけど、予想よりずっと安い。
オレの勝手なイメージだと思うけど、
博多には安くて美味くて気兼ねのいらない、
気持ちのいい店が、どの都市よりも多い気がする。
「活海酒」はまさにそんな店の代表格だ。
詳しいことはこちら
に書いてあるのでご参考に。