遅い時間に仕事を終え、
渋谷で友人と待ち合わせて居酒屋へ行った。
夜は思いのほか寒くて、
オレは昼間仕様の薄着だったし、
雨もぱらつき始めていたので、
駅から近いところに飛び込みで入ってみた。
いや、正しくは表に出してあるメニューで、
酒の値段を見比べて安いとこを選んだんだけど。
入った店は、チェーン店系大衆居酒屋なんだけど、
店内はゆったりした空間になっている。
メニューを見ると、食材の産地が表示されたものや、
各地の珍味の類などが並んでいて、なかなかのもの。
まず飛びついたのが「栃尾揚げ」。
新潟県の栃尾で作られる分厚い油揚げの間に、
ネギと鰹節をはさんで醤油で味付けされたもの。
しかし、なんの説明もなかったんで、
醤油をかけて食ったら、しょっぱくて……。
出すときに「味はついてる」って言ってくれよ!!
つーか、栃尾揚げ自体は期待通りのうまさで、
しょっぱさにもめげずに食ったけど。
もういっこ、感心したのが「とびうおの刺身」。
いい感じにとろんとした口当たりで、
味わいは青魚系の中でもかなり上品。
こんなとこで、こんなものが食えるとは!
居酒屋の食の質が上がってることは以前も書いたけど、
この店はひとつだけ困ったところがあった。
それは、食後に残るアミノ酸系調味料の味。
だから、安く提供できるんだと思うけど、
まさに「後味が悪い」って感じ。
悪口で帰結してるんで、店名は秘匿。