春と聞いて真っ先に頭に浮かぶ食材は、
オレの場合は「山菜」。
東京では菜の花やふきのとうに始まり、
たらの芽、こごみ、うどへと続いていく。
東北や信州だと、コシアブラとかミズとか、
種類も味わいも豊富にそろってくる。
東京でオレが一番楽しみにしてるのが、山うど。
うどは、皮をむいて、酢水にさらして、
薄く切って貝類と酢味噌和えにするのが王道。
オレがよくやるのは、ちょっとイタリアンな感じで、
ベーコンやトマトと炒め煮。
家にあった材料だけでとりあえず作ってみた。
山うどは前述のように、皮をむいて、
薄切りにして酢水にさらしておく。
あとは、オリーブオイルでにんにくとベーコンを炒め、
うどとトマトを入れて、多めの白ワイン、固形スープの素をいれ、
塩コショーで味を調えれば出来上がり。
ここではパセリをかけてるけど、
バジルとかイタリアンパセリだとより本格的。
空豆や菜の花、グリーンアスパラなんかを加えると、
彩りもよくなって、さらに春らしくなるかも。
これ、パスタとあえてもいい感じで、
山うどを買うたびにいろんなバリエーションを試してる。
だが、オレが山うどを買う本当の目的はこれじゃない。
オレが山うどに求めるのは、コレ!
山うどの皮のきんぴら!!
以前、山うどの皮が大量に出るもんだから、
もったいないと思ってトライしてみたら、
こっちの方が断然美味いってことに気がついた。
皮は千切りにして、やはり酢水でさらし、
ごま油で炒めて醤油と酒、みりんで味付けし、
水分がなくなるまで炒めれば出来上がり。
味の決め手は、原了郭の「黒七味」
。
辛味と香りと両方が加わって、
かな~り本格的な味わいになる。
これを食ってからは、
山うどの中身よりも皮の方が魅力的なものになり、
春が来るたびに恋しくなる味になってしまった。
日持ちもするから、
ちびちび食いながら、春を満喫中!