今月オレの担当は、旅館特集。
その取材第2弾を、
この月曜~火曜に決行。
行った先は岩手県繋温泉にある、
地産地消のみならず地元愛イッパイの宿
「ひぃなの丘 湖山荘」。
東京から新幹線で2時間半で盛岡へ、
そこから車で30分ほどだから、
所要時間は約3時間。
遠すぎず近すぎず、
小旅行にはちょうどいい距離感。
宿につくなり、
硫黄の淡い香りが鼻をくすぐる。
アプローチの脇を見ると、
東北最大の露天風呂もある。
宿が位置するのは繋温泉郷のはずれ。
人造湖である御所湖を見下ろすロケーションがいい。
向こうに見えてるのは繋大橋。
離れの部屋の縁側の向こうには
すぐ御所湖を望むという臨場感。
庭に目を転じるとすっかり秋の装い。
決して手を入れすぎることのない自然な庭に、
宿の姿勢が垣間見えるようだ。
お付き菓子は客室係手づくりの、
栗と木の実の焼き饅頭(?)。
焼きたてホカホカで出されるなんて
上品な田舎料理。
ちなみに、ここ繋温泉あたりが産地の短角牛と、
地元銘柄牛である雫石牛の2種盛りが絶品。
(例によって写真撮るより先に食っちゃった)
部屋の冷蔵庫をのぞいたら、
ビール以外は地元ものばかり。
ワサビエールってのは緑色の地ビール。
アイスクリームはすぐそばにある小岩井牧場製。
夜になるとフロントの前に駄菓子屋がオープン。
なんか懐かしく、温かい気持ちになってくる。
写真はないけど、
朝食も今年一番の充実ぶり!!
地元の野菜や山菜、きのこに関して、
給仕係の説明も的確で見事なもの。
硫黄泉のお風呂も気持ちよかったし、
シンプルで清潔な部屋にも和んだ。
人の勧めで取材を決めたから、
満足度100%以上!!
ぜひ、プライベートで再訪したい。
ここまで千本のものをそろえている宿は珍しい。