カメラマンの車に同乗して、

東京から約5時間かけて蔵王温泉に到着。

順調なドライブだったと言いたいところだが、
東北道~山形道の景色は最低。

睡眠不足による睡魔との闘いもあって、
ドライブを楽しむわけにはいかなかった。


ようやく到着したら、

懐かしい匂いが鼻をくすぐる。


蔵王温泉は、そこらじゅう硫黄臭がたちこめていて、

独特の雰囲気をつくりあげている。


匂いは6年前に来たときとまったく変わってないんだけど、

前よりも温泉街は寂れているような……。


お邪魔したのは、6年前にも泊まった、

「深山荘 高見屋」。


温泉街でも高い位置にあり、

格式も高い本格的な老舗温泉旅館だ。


個室露天風呂つきのメゾネットを見せてもらった。


いわゆる、はやりの造りなんだけど、

老舗らしさをイメージしてきた身には、

若干落ち着かない気がしたというのが実感。

床の間に飾られたエスメスのスカーフというのも、

ちょっと疑問が残る。


ちょうど今、改装を進めているところらしく、

まだまだ行き届いていないとの弁。


代替わりして経営をになう若い経営者は

意欲的に事業展開をしているようで、

なかなか頼もしい。


これからに期待すべきか。


湯の花いっぱいで白濁した風呂も、

相変わらず素晴しい。



食事は、いい意味で田舎らしさがちゃんとあって、
上品過ぎないところがいい。

昔、ここで初めて「芋煮」を食って以来、
すっかり芋煮ファンになったオレ。


その後、よそで何度も芋煮をいただいたけど、
やっぱりここのが一番。(写真は失念)

料理のラインナップはこんな感じ。





山形牛のミニステーキもあったんだけど、
食い気に走って写真撮るの忘れちゃった。

お造りなど、海のものはいらないと思ったけど、
半数以上は地元近辺のお客さんで、

海のものを楽しみにしているのだとか。
だから、はずせないって。


なるほど。

最後の漬物は味噌汁とごはんも一緒。

だけど、あまりに腹が膨れすぎて、
おにぎりにして部屋に運んでもらったら、
ゆかりがまぶしてあって、
さめてもかたくならず、美味しくいただいた。

デザートに違和感を覚えたんだけど、
ティラミスの味のよさにビックリ。
意外な収穫だった。


お湯はよくて料理もいい老舗旅館は、

ハード部分もどんどん改良中。


これからもっといい宿になって行きそう!