倉敷は江戸時代の天領、
つまり金持ち地区。
当時の美観を保存する運動に
早くから取り組んでいて、
今でも昔ながらの白壁の屋敷が川沿いにズラリ。
古い街には素敵なスペースがいっぱいあって、
倉敷という街の美意識の高さが感じられる。
証券会社の表に掲げられた黒板には、
株の動向がチョークで書かれていた。
こうだと、経済もあったかみあるような……。
裏通りに行くと、
「平翠軒」という、全国のおいしいものを集めた店の
2階に設けられた喫茶スペース。
蕎麦屋「さくら」。
江戸前の蕎麦は文句なしに美味い!
昼に飛び込みで入った「かな泉」。
讃岐風のうどん&ままかり寿司も高水準!
文化レベルが高いところは食い物もうまい!
(今、適当に思いついたことだけど)
宿泊先は倉敷紡績の工場を再利用した、
倉敷アイビースクエア。
古い部分を上手に利用してて、
なかなかいい雰囲気。
ホテル形式の宿泊棟は、
ちょっと狭かったけど、
大浴場があったのがよかった。
倉敷川には白鳥が何羽か。
白鳥って優雅に見えるけど、
水の中では必死に足で水をかいてるとか。
倉敷の街も、美観を保つために、
裏でそうとうな努力をしてるんだろうな。