祇園祭宵山も京都で過ごしたかったけど、

ホテルが全然空いてない……。
あっても、バカ高い値段nなのでとっとと諦める。

で、広島へ。

ホテルは選び放題だったから、

空いてるもんだと思ったら、
ジャニ系のコンサートとスポーツイベントがあるせいで、

道は込み込み。

宿泊先のリーガロイヤルホテル広島も、
大安なのか結婚式ラッシュで大混雑。

ネイティブの広島弁がたくさん聞けたのは

楽しかったけど。

そうそう、このホテルって、大阪も京都も、
コンシェルジュがちゃんと店をリサーチしてて、
うまい店をちゃんと教えてくれるってイメージあり。

こちらでも、「地の物が食える居酒屋とか割烹」

とリクエストしたら、
ドンピシャの居酒屋を教えてくれた。

頼みもしないのにちゃんと個室とってるし、
さすがは食い物に定評のあるホテル!


居酒屋らしい気取りのない個室に入ると、

まずはお通しが2品。


いきなり椀物が出てくるのが目新しい。
じゅんさいが入ってて味もしまってて、

最初からなんか楽しくなった。

続いて新物じゅんさいの酢物。

ピンクのは山芋の梅酢づけ。
かわいいだけじゃなくていい味のアクセント。

山陰産、大人の拳ほどの大きさの岩ガキ。

でかいだけじゃなくて、

クリーミーな味わいはクセになる。

「瀬戸内言うたらアジじゃねぇ~!」
とおねえさんに言われ、

地元名物のヨナキ貝と盛り合わせにしてもらった。

アジはもちろん美味かったけど、

はじめて食ったヨナキ貝は感涙もの……。
こりこりとした歯ごたえに味がじゅわ~ん。

ちょっとこんな貝ってないんじゃない?

こちらの鮎は

市内を通ってる川の上流で釣れたものとか。

今年のは例年より小さいらしいが。
稚鮎っぽい感じで、さすが天然もの!

続いておねえさんが運んできたのがコレ。


えっ?(・ω・)

賀茂茄子は注文したけど、

鴨ロースをオーダーした覚えはない。

おねえさんの間違いだったってことがわかり、

「いいから食べて!」とおねえさん。

さすがに気前がいい。


で、これまた美味かったのなんのって!!

なんて幸運。

注文してたのはコレ、賀茂茄子。

こちらのは京都のとは大違い。
味噌は遜色ないんだけど、
豚肉スライスの唐揚げが混ざってて

食感がしゃりっ! 
味わいも深くて、正直、脱帽。

第一の〆は冷やしそうめん。

色つき麺ってなんか懐かしさを覚える。
極細麺はギュッと冷えてて、口に極楽。

もういっちょ〆は、鯛茶漬け。

余計な味付けをしてなくて、

鯛の美味さだけでいただく。
新鮮な味わいを純粋に楽しむって感じ。

いやしかし、コレだけ食って飲んで、
2人で2万円いかないんだから、スゴイ。

店の名前は「さかい本店」。


そんなこんなで、

食うことだけが目的のような連休も終了。