日曜夜はテレビ三昧。
「ちびまる子ちゃん」「サザエさん」から、
「田舎の泊まろう」を見て、
待望のNHK大河ドラマ「篤姫」!
宮崎あおいの、破天荒ながら品のいい篤姫が
全体をグイグイ引っ張って行ってるけど、
脇を固める人たちの素晴しさも見逃してはいけない。
母の樋口可南子は、また一段と滑らかさを身につけたよう。
ともさかりえも着物の似合う大人の女優になっていて感心。
二才組の面々は、ある種キワモノっぽい配役と思ったけど、
なかなかどうして、それぞれに薩摩藩の若き士魂がみなぎっている。
高橋英樹、瑛太は持ち味に合った役のように見えるが、
演技力の賜物だとしたら、すごいと認めざるを得ない。
そして、オレが一番注目していたのが、佐々木すみ江さん。
この人が出てくるだけで、時代性が漂ってきて、
それでいてどこか愛すべきキャラを作っていて、
ため息が出そうになるほど。
佐々木すみ江さんの役は、篤姫の教育係である奥女中・菊本。
この日は篤姫が輿入れに際して逡巡しているところで、
「女の道は一本道にございます。
さだめにそむき、引き返すは恥にございます」
と語りかけて心を導く。
篤姫が決意したと聞くと、菊本はひそかに自害してしまう。
すべてにおいて目を見張る演技を見せてくれるのだが、
自害後のシーンで、「この人ならこうするだろう」と、
納得させられたことに驚いた。
これは、江戸後期に生きた奥女中のありようを
まさに体現していたからに他ならないと思う。
もうこれから登場されないと思うと、
「篤姫」を見る楽しみがひとつ減ってしまったことになる。
残念至極。
★
その後、ザッピングしててチャンネルが止めたのは、
「世界ウルルン滞在記」。
旅行者はギャル曾根。
あまり興味のない芸人(?)だったんだけど、
実像に近い部分を見てたら、つい見入ってしまった。
後半、彼女は人の優しさに感謝しながら
泣く、泣く、泣く……。
あそこまで号泣し続けた出演者っていた?
でも、彼女の涙はとても自然で、
こちらももらい泣き。
この番組に出たことは彼女にとって大きな意義があったはず。
★
深夜はNNNドキュメント「焼酎いっぱいの幸せ」を見る。
長野県の山村における地域医療を追ったもので、
自宅で最期を迎えたい人、それを支える家族、
診療所のお医者さんの姿が丁寧に描かれていた。
自宅で大往生を迎えられることの幸せを
我が身に置き換えて考えてみたら、
涙を禁じえない。