東京はまたまた雪。
今年5回目になるらしい。
昨年の記録的な「暖冬」が嘘のようだ。
昨年はスキー場は雪不足が深刻で、
営業できないところがあったり、
札幌雪祭りも苦労したとか……。
雪国と呼ばれるところは、
降りすぎるといろいろな弊害が起こるし、
降らないとなると、
農業や観光業に大きな痛手を及ぼしてしまう。
自分は九州出身で、寒いのが苦手で、
スキーやったことないしで、
長いこと銀世界ってのには縁がなかった。
それが何年か前、旅館取材で冬の東北へ。
4月発売の5月号の撮影だったから、
雪景色は撮影できない。
でもその年は各地に大雪が降っていた。
カメラマンは料理と室内くらいしか撮るものがなくて、
ちょっとやりがいのない仕事だったかも。
しかし、車での移動中、目に映るのは全部真っ白。
少しでも陽があると、まぶしくて仕方ないくらい。
一冬こんな中で過ごしてると、目が悪くならない?
それよか、見方とか感じ方とかあらゆる面で、
影響が出てくるんじゃないかな?
よく、雪国で育つと暗くなるとか言われるけど、
長く雪に閉ざされるからというのが理由なら、
こたえはNOじゃないか?
オレがこんなまぶしい中で何ヶ月も過ごしたら、
もっと明るいマヌケになっちゃいそうでコワイ。
ま、それは置いといて。
このとき行った先は、
南津軽「錦水」、秋田戸賀温泉「ホテル帝水」、
秋田乳頭温泉「妙乃湯」、岩手繋温泉「四季亭」、
岩手「大沢温泉 菊水館」、岩手湯川温泉「御宿末広」。
去年11月に行った繋温泉・御所湖あたりの
当時の姿がこれ。
湖が凍結して、まるで水墨画みたいな美しさ。
今年もこの景色が見られるのかな?
岩手湯川温泉「御宿末広」はこのときが2度目。
この宿、料理が素晴らしくて、値段も安くて、
オレの中でかなりランクが高い宿。
詳細はまた機会があったときに。
取材先の中で最も雪深かったのが「大沢温泉」。
移動中にどんどん降り積もり、
一晩明けたら、車には1メートルもの積雪。
でも、雪深いがゆえの良さってのがあった。
「大沢温泉」はいくつかの棟に分かれていて、
自分が泊まった菊水館は昔ながらの日本家屋。
なんか民話の中に迷い込んだみたいな感じ。
菊水館から露天風呂がある本館へは橋を渡って行く。
ほかにも湯治宿の名残である自炊部とかもあって、
古き良き温泉宿の風情タップリ。
雪国は一番魅力的になるのは、
やっぱり冬なんだろうな。