たかりメシ&たかり酒から明けた翌日。
川島渉氏の作品が展示されている
「日展 京都展」のために、京都市美術館へ。
今回の京都旅は、これが目的!
前日の宝塚は、 どうせ京都に行くんからということで、
急遽くっつけたってワケ。
ホテルのチェックアウトの時間に、
川嶋氏が車でお出迎え。
申し訳ないやら、勿体ないやら。
鑑賞は川嶋氏のガイドつきだったので、
楽しく観覧できた。
で、たいがいの絵は首を傾げるものだったけど、
工芸のカテゴリーには面白いものがあった。
肝心の川嶋氏の作品の題は「青の記憶」。
過去日記には、
「亡くなった学生が作ってた岩絵具で描いた」
と記しているけれど、
これはオレの事実誤認。
正しくは、
「亡くなった学生が作ってた岩絵具に触発された」
そうで、岩絵具は川嶋氏が作ったものだった。
そして、そこに描かれていたのは、
心の惑いが投影されたような水面の揺らぎ。
澄んだブルーのグラデーションの中で、
白く輝く波紋がぶつかり合ってるような、
従来の川嶋氏の作品群とは明らかに違う激しさだ。
観てるうちに胸がいっぱいになった。
亡くなった学生のご両親には、
まだこの絵のことを話していないのだとか。
まだ半年しかたっていない今、これを見たら、
動揺しか与えないはずだからと。
一日も早く、お目にかけられる日が来るように……。
で、お昼ごはんは近くの「権太呂」へ。
オレは「けいらん」と五目ごはん。
「けいらん」とは鶏卵で、卵とじのあんかけうどん。
しょうがが乗っかってて温まることこの上なし。
ちなみにDANCHU最新号でも
あんかけうどんが特集されてたけど、
ひそかに流行のメニューなのか?
あ、ここでも川嶋氏におごってもらい、
たかり旅はまだまだ継続中。
それじゃあいかんということで、
確か近くにある、昔取材した、
タルトタタンで有名な喫茶店へ、
オレが払うってことでお誘いする。
店名は「ラ・ヴァチュール」。
おばあちゃまが毎日手作りしてるタルトタタンは、
リッチでスウィートで、ちょっぴり大人の味。
しかし、男ふたりでこんなの食ってるのは、
全然絵にならない。
それから、細見美術館に行って、
川嶋氏のお宅の近くにある、
東福寺の通天橋がただで見れるところへ。
今は見事に枯れちゃってるけど、
枯れ木は全部もみじ。
そりゃそりゃスゴイ光景が、ただ!
その後、京都駅で降ろしていただき、
オレは伊勢丹の地下で買い物。
晩飯は新幹線の中で食うのがベターだから、
いろいろ弁当を見比べて考えること20分。
結果、和久傳の「むらさきの」っていう幕の内に決定!
蓮根の下に鮭ゆうあん焼きとかゴマ麩とか、
美味いもんギッシリ!!
新幹線はすいてて、ほっこりシアワセ~~。
そんなノリでつい飲みに行ってしまい、
早く帰るつもりが結局タクシーで帰宅するはめに。
タクシーに乗ってメールチェックしようと思ったら、
携帯がない。
はぁ~(*´Д`)=з
翌日心当たりの店に連絡したらあったからよかったけど、
自堕落もいい加減にしないと……。
いいことばかり続かないという、
新年の教訓を得た出来事だった。