17日午後から七尾へ移動。
こちらも古きよき港町の伝統を今に伝える街。
こんな建物が今でも普通に商店として営業している。
「鳥居醤油店」。
甘めの醤油とだししょうゆが激ウマ!
そんな中の一軒、
昆布専門店「しら井」さんに招かれ、
女将さんたちの持ち寄りおかずで夕食会。
生たらと白子どっさりの「たらちり」。
「たらちり」って、こんなに贅沢で、
味わい深いものだったっけ……。
白子の酢の物もドカンと登場。
これだけで腹いっぱいになりそうなほど。
しかし、郷土の美味の数々ってのは、
旅館や料理店では決して味わうことができないもの。
なんてありがたい仕事をさせてもらってるんだ!
と、こんなときに実感。
最終日は和倉温泉~能登島を巡る。
名旅館「加賀屋」別館にあった、
漆作家・角偉三郎ミュージアムは一見の価値。
それ以外は……、特に能登島はきつかった。
ちょっと昼飯を食おうにも、
ふさわしい店が皆無という惨状。
仕方ないから、ガイドブック情報を頼りに、
中島町ってとこにある
「かき処 海」にチャレンジ。
まずはカキフライ定食!(¥1000)
カキ飯、蒸しガキ、カキ南蛮漬けなどなど
超美味いカキづくしでこの値段はビックリ!
さらにスゴイのは焼きガキ!!
バケツに17~18個入ってて¥1000。
3人でバケツ2つ分、ぺろりと平らげた。
ウマくて安くて、もう、脱帽。
終わり良ければすべて良しというけど、
能登半島の旅は、途中も含めて、
すべて良しだった。