翌13日は東京から新たにひとり加わって、
待望の雪組大劇場公演「エリザベート」!!

しかし、もらったチケットの席は……。


こんな遠いなんて……。


と思ってたんだけど、2階席は急勾配になってるから、
前の人が全然邪魔にならずに全体がよく観える。

ずっとオペラグラス使いっぱなしだったんだけど、
これまた不思議な臨場感があって面白い!!


では舞台について。


正直言って、主演の水夏希の舞台は、
これまであまり観る機会がなかった。

見た目は男前で、ダンスも切れがある。
でも、どこか息が漏れてるような彼女の歌は、
お世辞にも上手いとは言えず、
今回の配役は相当無理があると思った。



主演がそんな状態だからか、
周りには歌える人をそろえてきた。

だから、観たいと思ったんだけど。



実はオレは、なぜだか根っからの月組ファン。


水夏希はもともと月組育ちで、
大好きだった久世時代に活躍した若手有望株のひとり。

だから、いつも気にはしていた。

でも、歌だけは……。

ビジュアル重視のトートもありだと思うから、
その辺だけを楽しみにすることにしてた。



そしたら、なんと、「歌えてんじゃん!」



音を大ハズシしたところは、
「行け、ウィーンへ~~」の「ィーン」が出なかったくらい。

元ジェンヌで、ロンドン版「ミス・サイゴン」に出演した、
楊淑美さんが各組エリザの歌唱指導をしてきたのだが、
この人にかかると、ほんとに上手くなっちゃう。


もちろん、本人の努力がなきゃ成長するわけないから、
そうとう頑張ったんだろうな……。

あのミズシェンがこんなに立派になるなんて……。

実はオレ、研2の頃の水の写真を『おとめ』で見て、
いい男役になりそうだなと直感した。

その後、新人公演やバウの主演を射止めるものの、
技術力の低さで、頭打ちの時期が続いて……。
月→花→宙→雪と組み替えが続き、
どうなることやらと心配してたんだけど、
その時間は決して無駄じゃなかったんだね。

でかしゃった、でかしゃった!



ってところで、周りに目を転じる。

エリザベートの白羽ゆりは十分及第点!!
まだエリザになりきれてはいないけど、
これから変わっていくことに期待。

フランツ・ヨーゼフの彩吹真央はもう貫禄!
低音が多いフランツのパートをここまでよどみなく、
旋律の美しさを表現しながら、
しかも感情を込めて歌えたのは彼女だけでは?

ルイジ・ルキーニの音月桂は、
可愛いったらありゃしない!!
ルキーニがそれじゃいけないんだけど、
オレはそれでいい!!

ゾフィーの未来優希は、もう完璧!!
思えば、初演の「エーヤン」の歌手で注目され、
新公ゾフィーで本役をしのいだとまで言われ、
どれほどのものかと期待してたら、
期待以上!想像以上!!
ゾフィーがこんだけ強いから、
フランツの弱さが際立ち、
エリザの悲劇性が強くなってるもん。



その他の方々も、みんな大健闘。
初日から1週間足らずでこの出来は見事!



で、トート以外(ルキーニの一部含む)の人々が、
みんな生身の人間らしさを持ち合わせているから、
死神であるトートの存在感がアップ。
ひとりだけ異質であればあるほど、
「エリザベート」という劇の訴求力は強くなる。

そんな演出意図があったのかなかったのか……。


東京公演はチケット争奪戦になること必至だけど、
さらに変化してるであろう雪エリザ。

東京でもう一度(以上)観たいよ~~~!


なんて感想に浸ってるヒマもなく、暑い中JR宝塚駅へと急ぎ、
電車を乗り継いで一路、先斗町へ!

目的はこれ。

「鴨川をどり」。

急ぎに急いだつもりだったけど、
お茶席はおろか開演にも間に合わず、
暗転の間にそそくさと着席。

最初の舞踊劇はワケわからず、睡魔が……。

休憩後、超ベテラン芸子さんが登場し、あちゃ~……。
と思ったんだけど、それは大間違い!
お座敷芸としての味のしみ方がハンパじゃない!

ええもん見せてもらいました~~。


晩飯は当然気合入れまくって、
京都のごはん番長E様に予約を取っていただき、3人で晩餐!

だけど、長くなっちゃうんで、また別の日記に。