宙組のお披露目を見た後でもうひとつ、
大劇場に併設されているバウホールという小劇場での公演も観劇。
演目は森 鴎外の原作を下敷きにした「舞姫」。
出演者は主演の愛音羽麗(あいねはれい)ほか花組の若手選抜メンバー。
スゴイ名前だけど、宝塚ではアリなんだろうね。
で、この「舞姫」が思いの外の大収穫!!!
愛音羽麗と相手役を務めた超若手・野々すみ花をはじめ、
それぞれの出演者が見事に役を演じきっていて、
しかも、みんなおっそろしくレベルが高い!
明治期の日本とドイツが舞台ということを意識したのか、
音楽はノスタルジックで美しい旋律のものばかりで、
雰囲気を盛り上げていた。
音楽や演出には寸分の隙もなく、
ゆったりとしたテンポの舞台なんだけど、
一時として退屈とか冗長とか感じることがない。
実は後半は涙をこらえるので必死だったくらい。
近年、大劇場作品の質の低下にあきらめ気味だったけど、
やればできるじゃん!
これだけのものをつくりあげることができるんなら、
大劇場作品ももっとレベルアップしてもらわないと!
しかし、この作品は東上しないとか。
ちょっともったいなさすぎ!!!
どこに出しても恥ずかしくない作品なのに!!!
(後日注:日本青年館での公演が決定したらしい)
雪組「エリザベート」はもちろん観たいけど、
「舞姫」のほうがその気持ちは強いかも。
つまり、「エリザベート」は宝塚でもできたというノリなのに対して
「舞姫」は、宝塚でなければできない作品だから。
できれば、後者のような作品をもっと観たいものだ。