テレビを見て、久しぶりにすがすがしさを感じた。


その番組はNHK総合「技能五輪に挑んだ若者たち」。


成人の日にちなんだ番組だと思うけど、
「青年の主張」的な番組よりもずっといい企画だったと思う。


昨年11月に行われた技能五輪のことは、
ニュースなんかで気になってたんだけど、
なかなかその様子を見ることができなかったから、
オレにとっては待ちに待ってた番組だった。


実は、職人には常々憧れがあって、
若いうちからそれを目ざしてるって点で、
オレの中ではすでに尊敬に値するんだな~~。


金髪の石工さんが見た目で目立ってたけど、
将来を見据えて修業に励むところなど、
一本気で、昔気質なところが感じられた。
同じ石工である親の背中を見て育ったから、
こんな気持ちのいい子になれたのかな?


おじいちゃんの流動食を見て、
料理人になることを決めた女の子は、
技能五輪で世界を肌で感じてしまって、
さらに高みを目指すために彼氏と別れたとか。
まさに成長の軌跡を見ているようだった。


父親と同じ左官を目指す女の子も、
製菓の女の子も、気持ちの強さが印象的。
みんな、メイクに頼らない眼力があったし、
今どきは女の子のほうがタフなのかもしれない。


技術的なすごさは素人にはわからないけど、
一心に何かを追求するってことを、
若いうちに覚えた人は、眼に力がある。


いや、男の子だって十分タフだった。


板金工なんかただでさえイケメンなのに、
それをさらに輝かせるオーラをまとってたし、
貴金属装飾の男の子がもの作りに集中してる顔は、
研ぎ澄まされたような美しさがあったし、
ほかの子たちもみんな一様に輝いてた。


人間って、真の意味で充実している最中には、
輝きみたいなものを自然と発するようで、
それがオーラと呼ばれるものなんではなかろうか。


彼らにも当然、悩みや苦しみがあると思うけど、
目標をしっかり持ってる人間には逞しさがあるようだ。



荒れた成人式は減ってきたようだが(沖縄を除く)、
将来への希望や生きることの意味が見えないと、
荒れるのも仕方ないかなと思うところはある。


そんなかわいそうな子達を少しでも減らすために、
今、学校で教えなきゃいけないことって、
生きる目標の定め方なんじゃないかな。


ま、その親のほうがもっとヤバくて、
問題は深刻だから、それは置いといて。


昼は朝日駅伝での駒大生の活躍に喜んで、
夜は職人をめざす若い人の姿に目を細めて、
外出もせず家にいた甲斐があった。


職人やスポーツマンのみならず、
伝統芸能や祭の継承者や、

地域社会や弱者のために生きてる人、
たとえバイトや学生であっても、
若い人が一心に何かに打ち込んでいる姿は心に響く。



そんな若さを羨ましがってばっかいないで、
オレも頑張んなきゃ!