出張の合間を無理やり縫って、
久しぶりにゆっくり飯を食おうと画策し、
京都の美味いもの女王・E様に連絡しといた。
選んでくれた店は「祇園ちんねん」
。
小体な店ながら、出てくるものはいずれも骨太の上物。
ご主人は「吹上」で修業をされたとかで、
根っこの部分に流れる「本格」がしのばれる。
くみ上げ湯葉とウニから食事はスタート!
冷たい炊き合せ?
ひそかにアワビと海老が入ってる~~。
お造りではツラ身のトロってのに頬が落ちた!
ここで茶豆。
つい食いにはやりそうな気持ちを抑えるのに、
絶好のタイミング!
カニ!!
食い気に走ってカニの種類を聞き忘れた。
小ぶりな日月椀の蓋を取ると、
芳ばしい香りがフワ~~ン。
万願寺もこうやって出されると上等だ。
そんなことを思いつつ板場を眺めてたら、
立派な牛肉の塊がある。
それを切って叩いてる音が響いてから、
フライパンで焼いてる気配を感じた後に出たのがこれ。
ハンバーグなんだけど、和風で品がいい。
なんて力強いメニュー構成。
そこそこ満腹感を覚えてたんだけど、
以上はまだまだプロローグ。
ここからさらに強力なメインが登場。
「鱧と松茸の鍋」!!
夏の終わりの鱧と秋の訪れを告げる松茸、
この「出会いもん」ってのはこの季節ならではの贅沢。
しかも、こんなに大量に!
傘の開いた松茸の味わいの良さは
もっと注目されていいと思う。
通常はスッポンでだしをとるらしいんだけど、
この日はいいスッポンが仕入れられなかったから、
普通のだしにしたのだとか。
それでも、十二分に美味かった!!
最後はうどんで締めて、満足、満腹。
これだけいただいて、食事のお会計は¥1万。
なんだか申し訳ないくらい良心的。
店を辞するとき、ご主人が見送りに出てこられた。
小柄で坊主頭のその姿を拝見し、
店名の由来を知った(笑)。
E様のおかげで、また訪れたい店が増えた。