もう 6月、「関東甲信地方の梅雨入りは、平年 6月7日ごろ」 (気象庁)、今年は何時ごろになるのだろうか、昨年2023年は 「6月8日ごろ」でした。

 梅雨空に映えるのは、花菖蒲、紫陽花、それに 「千葉市の花」 に制定されている 大賀ハス など、どれも 咲き始めている頃でしょう。

 

 今年はどうだろうか?、これまで見た映像を貼付して楽しむことにした。 今回は 花菖蒲 を掲載しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 花菖蒲には大きく分けて 「江戸系」、「肥後系」、「伊勢系」 があるとのこと。 また、明治時代に日本から観賞用に輸出され、品種改良された 「欧米系」 という品種も存在するとのこと。

 

 ある資料によれば、「 江戸系は、江戸初期から 堀切 を中心に改良された品種群で、花でありながらも 江戸っ子らしく、しっかりとした花弁と粋な雰囲気を持ち、一輪で楽しむというよりは群生させて全体の色合いを楽しむところに、その魅力がある 」 とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 花菖蒲の花は、「 中心にピンと直立した 3枚の内花被 ・雄しべ と 雌しべ ・外に垂れ下がるような、あでやかな 3枚の外花被 と その下を キュッとしぼった花筒でできている。 外花被のみが発達した花を 三英咲 といい、内花被が 外花被 と ほぼ同じ大きさになったものを 六英咲 と呼ぶ 」 とのこと。

 

 

 

 

 

 なお、花菖蒲、アヤメ、カキツバタ の花は、一見似たもの同士ですが、その生態には違いがある。 花菖蒲は、湿地や乾地どちらにも適応。 アヤメは、乾地。 カキツバタは、低湿地や池沼を好む。 開花期も、花菖蒲は 5月下旬 ~ 6月、アヤメは 5月上 ~ 中旬、カキツバタは 5月上 ~ 下旬 と 微妙な違いがある。

 

 花の開き方も、三英咲のみの アヤメ  と カキツバタ より、六英咲という種類もある 花菖蒲 はより華やかな印象を持つ花であるとのこと。