当初、今月 6月9日には 千葉ニュータウン中央駅から、戸神川防災調節池、戸神集落、戸神谷津、北総花の丘公園 などを巡って、この時季のアマサギ、チュウサギ、ホトトギス、サシバ などを探す予定にしていたが、緊急事態宣言は解除になったものの、大勢で探鳥するのは避けたいと見合わせることになった。

 

 そこで、この時季どんな野鳥が見られるのか、昨年 (2019/6/11) 同じコースを巡った様子を参考まで掲載しますので、雰囲気だけでも味わってもらえれば嬉しいです。

 

 

クローバー 2019/6/11

 関東甲信地方は、「 6月7日ごろ梅雨入りした」 と気象庁から発表があった。 千葉市でも 7日頃から梅雨空が続いており、昨日(10日)は梅雨に入って最大の 60.5㎜の降水量を記録、今日(11日)も雨が心配だったが、朝方には雨が止んでおり出掛けることにした。


 

 

 9:30 頃、千葉ニュータウン中央駅前で双眼鏡などを準備してスタートした。

 

 早速、駅前から戸神川防災調節池に架かる ニュータウン大橋 に 進むと、調節池の上を飛び交う カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ などが見られた。

 

 

 

 次いで、ニュータウン大橋から 調節池の西側遊歩道 を進み、その中程にある 野鳥観察施設 から対岸斜面林を覗くと、多くの カワウ、ゴイサギ、アマザギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ を見ることができた。 ( 注 : 前掲のアマサギの画像は、他の場所で撮ったものを参考まで貼付しました。)

 

 

 

 次に、調節池の南端にある 「草はら広場」 では、ハクセキレイ、ホオジロ などが見られ、さらに戸神集落の野菜畑や果樹園などを左右に見ながら進み、戸神 ・ 宗像神社 に着いた。

 

 

 

 戸神 ・ 宗像神社の境内では濃紺や白色の アヤメ の花が見られたが、期待していたホトトギス、サシバ などは見られなかった。

 

 

 

 戸神 ・ 宗像神社の眼下に広がる 水田 を遠望すると、チュウサギ、コサギ が見られた。

 

 

 

 この後、戸神 ・ 宗像神社から急坂を下って 戸神川沿い を進み、戸神谷津に出た。

 

 途中、水田の畦道やアシ原では、オオヨシキリ、セッカ の鳴き声が聞こえ、上空には トビ、期待していた サシバ も数回飛んでいるのが見られた。 さらに、遠くからは ホトトギス の鳴き声も聞こえた。

 

 

 

 県道船橋印西線61号の高架橋下を潜って、北総花の丘公園の 「つどいの広場」 (バーベキュー場) へ進んだ。

 

 

 

 途中、再び上空高く 2羽のサシバが飛び回っている姿が見られ、その後にも 杉の梢に止まるサシバ も見られた。 「つどいの広場」 で探鳥を終え、昼食後に今日見られた野鳥を確認する鳥合せを行い、散会した。

 

 見られた野鳥は、キジ、カルガモ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アマザギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ホトトギス、トビ、オオタカ、サシバ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ の 35種 (番外 コジュケイ、ドバト) でした。