「願望が変わること」
僕は、以前は、このことに罪悪感や劣等感を持っていたように思います。
「自分の仕事、やってることが変わること」
親や家族など、身近な人は特に、心配から、批判をしてくることが多いです。
身近な人ほど、良くなることも、悪くなることも関係なく。
変わることが自体が恐い。
そういう心理的な仕組みがありますから。
「願望が変わること」って、悪いことなのでしょうか?
そもそも、夢って変わっていきます。
幼稚園くらいの男の子なら、仮面ライダーとか、戦隊ヒーローになりたい。
って夢を持ってた人も多くいると思います。
もちろん、俳優って形で、現実的に叶える人もいるでしょうが。
多くの人は、その後、いろんな世界を見て、触れて。
夢は変わっていきます。
ようは、夢って、
出逢いによって変わるし。
成長によって変わる。
体験がないままの夢って、
比較対象がないから。
曖昧です。なんとなく。
だけど、
曖昧な夢の方向に進んでいくと。
「こっちじゃなかった」
「もっと、こっちのほうがいい」
って。
実際に体験することで、
比較が出来て、
「より自分が望んでいるもの」
に気づける。
「南の島に住みたい」
って夢を持ってる人がいたとして。
理由、条件は人それぞれです。
取り敢えず、まず、沖縄に行ってみる。
すると、「なんか違うな~」ってなって。
次は、ハワイに行ってみる。
また次は、インドネシアに行ってみる。
最終的に、北海道に行ってみたら。
「そうそう、これこれ」
って北海道に住むことになる。
こんなこともあります。
体験する前は「なんとなく」しかわからない。
体験してみることで、どんどん
「自分が本当に望んでいるもの」
が明確になってくる。
光は、闇がないと体験出来ない。わからない。
人生のコントラストは、
「自分の本当に望んでいるもの」
を明確にしてくれるギフトです。
また、
人には、思い込み、制限的な思考、信念があります。
これを手放すと、願望って変わることが多いです。
というよりは、
より「望んでいるもの」が見えるようにかる。自分に正直になれる。
という感じだと思います。
夢も実は、制限されています。
だとしたら、
「願望が変わること」
は、悪いことではなく。
逆に、
「成長のしるし」
とも言えるのではないでしょうか。
「やってみたらいいじゃん」
やってみたからこそ、見える景色がありますから。