あなたの知らない世界!~障がいの「4つのバリア」編前編~ | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  

バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリア・フリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、
あなたの知らない世界!~障がいの「4つのバリア」編前編~



本日は金曜日なので車いす関連で

何か話そうかと思うんですけど、


車いす関連のみならず障がい者全般が

特に遭遇するであろうバリア(障壁)を

4つのカテゴリーに分類し、

どんなものかを僕の経験談を交えながら

お話しますね。



さて、


いきなりなんですが、

障がい者(特に車いす利用者)が

遭遇しやすいバリア、

大まかに言って代表的なヤツを4つ、

どんなものがあるか想像つきますか?


『え、そうだな、パッと思い浮かぶのは

段差とかのバリアフリーの問題かな...』


あぁ、それも正解です。


「物理的、建築的なバリア」

と言われているヤツですね。

これ、一番メジャーなバリアで

僕も一番多く遭遇しますね。(^-^;


じゃあ、ほかの3つは

どんなのか分かりますか?


『う~ん、なんだろう...』




・・・・・




はい、では言いますね。


まぁ図で見たほうが

分かりやすいと思うので、

こちらを見てください。



どうです、なんとなく想像つきそうですか?

『あぁ、こういうのね。え、キミこれ全部
経験したことがあるのか?』

はい、ありますね。

あ、情報のバリアはないかな。

じゃあ、ちょっとひとつずつ

詳しく話しますね。



ではまず、先程一番多いと言った

「物理的・建築的なバリア」から...


ところでたとえば、

「どこかで食事をしよう。」という場合に

何を一番に考えますか?


『え、そんなの何を食べるのかでしょ。

別に改めて聞くまでもないだろ。』


そうですよね。

そんなこと聞くまでもないことですよね。


と思いきや、


車いす利用者を始め障がい者が

遭遇しやすいバリアですから、

そんな簡単ではないんですね。


僕の場合だと

「何を食べるのか」と同じくらいというか

同時に絶対考えることが

あるんですよね。


それは、


「入口に段差がないこと」と

「入口扉が引き戸であること」。


『あぁ、段差は分かるけど、

引き戸じゃないといけないのは何でだ?』


はい、誰かと会食ということだったら

何の問題もないことなんですけど、


ひとりでの食事の場合、

僕は車いす利用者で

さらに左手が使えないので、

扉が閉まっていたら

当然開けられないんです。(^-^;


まぁ近くにいる誰かに

開けてもらえばいいだけなんですが、

なかなかそれをやるのが

僕は苦手だったんですよね。(^-^;

(今は全然そんなことないんですけど...)


なので誰かが入店するのを見計らって

一緒に中に入るっていうことは

よくやってましたね。(苦笑)

(同じグループかと

よく間違われてました。笑)


『ふ~ん。なんかめんどくさいヤツだな...』


次、図の右上の「情報のバリア」について...


これは「見る、聞く」とか

言葉の理解などの基本的な部分に

障がいがある場合に出てくるバリアで、


幸いにも僕は

この手のバリアは何の問題もないんですが、

ひとつ障がいとは関係のないことで

あったので紹介します。


僕には遺伝の関係で色弱があって、

ちょっと色の判別というかが

苦手なんですね。


特に緑と赤の組み合わせなんて

すごい苦手ですし、

黒が赤みをおびて見えることも

時々あるんですよね。(^-^;


なので何かの表記や標識が

ちゃんと見えてないこともよくあるんです。


でも最近はいろいろな箇所で

「情報のユニバーサルデザイン」化が進み、

色の組み合わせにも気を配った表記が多くて

助かっているんです!(^-^)




続きは来週...