9月に入りましたね~、まだまだアチチですよねぇ・・・でも、秋の夜長にはノーベル文学賞に一番近い男の村上春樹氏の1Q84はどうでしょうか?

 

 毎年秋が深まってきたころに、ノーベル文学賞の候補として応援団の方が熱心に、ハルキ!春樹!と待ちわびておられるのを毎年TVで目にします・・・あなたは、1Q84もう読まれましたか?

 

文学とは縁遠く過ごしてまいりましたが、今年はチョット気になりまして、読むことにしましたよ~

 境港市民図書館には、大文字コーナーが充実していまして1Q84 BOOK3(10月ー12月)と書いてありましたが・・・あったあった、借りるチャンスに恵まれたと、

 借りることのできた喜びと、書籍の大きさに驚きました。思わずマッチ箱を置きまして三冊を横に並べて大きさにびっくりして写メを撮ることにました。

 

 子供のころから読むのは遅くて、2週間の貸出期間に3冊が読めるだろうかと、不安になりまして深夜まで読みふけりましたが、内容は面白いのですが・・・読み始めは私には難解でした・・・

 

 流れとしましては・・・空気さなぎ・リトルピープル・空に月が2つ浮かんでいる・猫の町・1Q84年(1984年じゃないの?)NHKの集金人・宗教法人は山梨の山の奥「さきがけ」・地球の人を救う「証人会」等々ドロドロの流れで現実の世界なのか、仮想現実なのか、迷いましたが・・・

 

 そして、登場人物は・・・必殺仕置き人みたいな30歳の女性の青豆と進学塾の数学講師をしながら小説家を夢見る30歳の男性と裏社会の探偵事務所風の牛河が織りなすハードボイルド小説かはたまた、スリルとサスペンス劇場のような展開だったはずなのに・・・・

 

 子供の頃の10歳ころに多感な少年少女が初恋をしたのは実は訳ありだった・・・初恋の頃とは別々の場所で成熟した二人が20年後に再開・・・という感じでしょうか・・・あとは読んでみて下さい・・・今年のノーベル文学賞は誰の肩に輝くのでしょうか・・・ペンペン

 私は1Q84のBOOK3(10月ー12月)を12日間で、読み終えましたが・・・あとで気が付きましたが、最初に出版された2冊がありました、それはBOOK1(4月ー6月)とBOOK2(7月-9月)ですが・・・あとで気が付きまして・・・これにも村上春樹氏に恐れ入りました・・・いろんなトリックのある1Q84でした・・・後で気が付きましたが・・・この少年少女の生まれた年代は境港産ごまめのはぎしりと同年代で、戦後10年の貧しい生活をみんなで送った世代でした

 

 個人的な感想を少し入れさせてもらえば・・・10歳ごろの多感な頃の夢は大事だということでしょうか・・・ちょうど「さなぎ」から脱皮しにかかる年ごろなのでしょうか・・・

 親を真近で見て育ち、親とは違う夢を見るようになる・・・そして、夢が大きいほど試練も大きい・・試練に打ち勝った人もそうでない人も・・・実力を身につけて、自分に丁度いい山に昇るのでしょうか・・・

 

 親としては・・・這えば立て立てば歩めの親心ですが・・・7回転んだら8回目も起き上がって何かをつかんで立ち上がってね・・・ですよね~・・・

 

境港産ごまめのはぎしりでした・・・暑い秋を迎えましたが読書はしたいものです、では・・・