- 生ごみ先生の元気野菜革命
- ¥1,575
先日、九州出張に行ったときに出会った、吉田俊道さんの本を買いました。
農業に携わっている人、家庭菜園してる人、子育てしてる人・・・。
とにかく多くの方に読んでほしい本です
この本を読んでいる最中に、父が、畑に生のさつまいものツルを漉き込むという事件が起きました。
父は、生のものは土に返す…と言う主義であることは知っていたのですが、うちの畑は、すごく日当たりが悪くて、生の草木を畑に入れた後は、なんとなくべちゃべちゃする土になる…と言う感覚がありました。
おまけにこの間は、大根が腐っちゃう軟腐病が発生したし…なんかよくない菌が繁殖してるんじゃない
・・・って感じもありました。
で、生のものを直接土に入れずに、ある程度乾燥させて、土に混ぜた方がいいんじゃないかなぁ?
…と思っている時に、木村秋則さんの本に出会いました。
生のものは畑に入れない。
とあったので、堆肥置き場を作って、そこに生のものを入れて積んでいくようにしてました。
ある日、父が、その堆肥置き場にあったものを燃やしてました。
お父さん、堆肥作ってるんですけど…。
できるわけがない
できないって最初から決めてたんじゃ何にもできないじゃん!!
何日かして、サツマイモの収穫を終えた場所に、生のサツマイモのツルを漉き込んでありました…。
さて、どうする
最初、その状況を見たときは、泣きたくなったのですが、ここで諦める…と言うのは、私の性格上、なんだか悔しい
たまたま、その時に見ていた、吉田さんの本を見て、土の作り方を参考にすることにしました。
近くのJAにある無料の糠を大量にもらってきて、漉き込み、生ごみたい肥を作る予定で買っていたEM酵母を一緒に混ぜ込みました。
なんとなく糠がまだ足りない気がしたので、翌日も糠を持って帰り、土に混ぜ込みました。
ほわ~んとなんだか優しい香りがしてました
あれ?これ、なんか始まってるなぁ…。発酵してたりする
半信半疑ながら、ちゃっちゃと糠を混ぜて、急いで仕事に出かけました。
その日は糠が少なかったので、夜、仕事が終わった後、JAまで糠を取りに行き(しつこい?)
今朝、畑に行って、糠を入れようと、三つ鍬を振っていたところ、たまたま、夫が助っ人にやってきてくれました。
お~い、手伝おうか~
三つ鍬は一つしかないので、お願いして、私は草抜きでもしようかと、座りこんで、畑の土を触っていたところ…
え~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
糠と酵母を漉き込んだ土がとっても温かくなっていることに気が付きました
発酵ってこういうことなのね
糠や酵母を入れていない場所の土と、入れているところの土と、全然温度が違ってて、思わず、ちょっと触って~
と、夫に土の温かいところと、冷たいところを触ってもらいました。
夫もびっくり
木村秋則さんが、自殺しようと山に入った時に発見した山の土を思いました。
お父さん、これを発見させるために、生のさつまいもを畑に漉き込んでくれたんですか~
(笑)
思わず、夫と顔を見合わせて笑いました。
やっぱり、ピンチはチャンスなのであります
いやね、この間、『今までの人生は●●で、これからの人生は○○』と言う●○探しをしていた時に、ふと思ったのが、
今までの『人生は引き算で、これからの人生は足し算orかけ算』
あれはダメ、これはダメ…人生より、あれもOK、これもOK、すべてOK
となった方が、きっと楽しいのでは・・・と。
だって、たぶん、何事も、あるべくしてある。
なんだか、またまた畑が楽しくなりそうです
困ったときには、思いましょう。
いかにこの問題から脱却すべきか