前にもどっかで書いた記憶があるんだけど、一番最初に走った10kmのレースの話。
スポーツに全く縁のなかった私が、それこそ100mから始まって、ようやくたどり着いた10kmのレース。

女性ランナーは一人だったから、完走したら金メダルがもらえた。
記録は52分台だったと記憶している。
父の知り合いのランナーさんが『何分で走ったの?』と父に聞いたそうだ。

 『40分台で走らんと、走ってるうちに入らない』

そんな言葉をもらいました。
この言葉にすごくカッチーンと来たんだよね。
そこで、40分台を目指すか・・・と言ったら、私の場合は違った。

私のRUNは元々ダイエットから来ているので、『有酸素運動』をするのが、私の課題。しんどい思いをして、タイムを競う・・・なんてさらさら頭にない。

なら、走ってる意味がないじゃないか?って思うかな?
それは、人それぞれだと思う。

楽しくニコRUNできるのがいい人と、一生懸命タイムを目指す人も、その人の一生懸命だと思う。

一生懸命に見えて、全然実が伴ってない人もいれば、一生懸命に見えなくて結果を出す人もいる。
言えるのは、その人が努力した結果が、その人に跳ね返ってくる。
その人が納得する走り方をすれば、それでいいんじゃないか・・・って思う。

なんか人生と似てるよね?

私は走ること一筋・・・って言う生活はできない。
母であり、妻であり、嫁であり・・・
仕事も持ち、時間のやりくりに追われている。
家族が一番大事で、家族が生活するための仕事が大事で・・・。
RUNはその次になる。

誰だって優先順位があるんじゃないかと、私は思う。
『40分台で走れないからランナーじゃないか?』

そんなこと言ってたら、東京マラソンなんて、あんな大盛況で終われてただろうか?

その人の一生懸命が認められるから、すばらしいって思う。

これは独り言。
でも、ちょっと吐き出したかったこと。