そして、ついに告白する待望の月曜日がやってきた。
空は晴天。雲一つのない告白に最適な天気となった
熊川「おっ!吉田!おはよー」
吉田「熊川!おはよー!今日は告白の日だぞww」
熊川「担任の小笠原先生はこういうのには軽い気持ちでノってくるから本当に話しやすいよね!」
そして、6時間目の授業も終わり。ホームルームも残るは先生の話となっていた
小笠原先生「えーじゃあ後は先生の話ということでまあ特に何もないんだけどさ、佐田!後で屋上に来てな!」
佐田「え、わたしですか?」
小笠原先生「あーそうだ。もう話することないからこれで帰りましょう」
山川「起立!…気をつけ!礼!」
全員「さようなら〜」
西川「じゃあ行くぞー!」
吉田「速く速く!」
熊川「屋上に走れー!」
俺たちは挨拶が終わった後、カバンを背負ってすぐ様屋上に行った
吉田「よっし!じゃあ最後のデモストレーションやるぞ!てか松岡と阿部も速いな!」
阿部「おせぇーよw俺らはもう五分前に来てたぞw」
松岡「遅ぇーYO!」
熊川「やっぱりすごいなw」
俺らのクラスは帰りの会が遅いからいつもこいつらは速い
西川「蓮くん蓮くん!」
熊川「おー!もう来たのか!」
金村「トゥース!」
山川「もう学年の子達いっぱい来てる!」
松井「じゃんじゃん来てますね」
山川「吉田くん、もう前に結構練習したしいいんじゃない?デモストレーションやんなくたって」
吉田「そうか?あ、熊川wwデモストレーションなしだから今日一発で成功させてくれよww」
熊川「おいまじかよーwwまあしゃーねーなw」
酒井「行けるよ!告白パシャパシャ!」
金村「何を言っているんだい君は?」
学年の子達はもうすでに用意していたひな壇に乗って、クラッカーを打つ準備をしている。
小笠原先生は周りの子が打ったら最後にデカイクラッカーをドンと打つ。
まあ打つのは告白のOKが出た時。ダメだったら…
小笠原先生「おーい!今から佐田呼ぶから用意しとけー!」
阿部「おいおい!熊川台に上がれ!何してんだよお前!」
熊川「あ、ヤベやべ!早よしないと」
みんなはもうクラッカーを打つ寸前まで引いている
小笠原先生「おい佐田、ちょっと来てくれ」
佐田「え、何々!?」
佐田優里愛ちゃんは目隠しをして屋上に小笠原先生と手をつないでやってきた
佐田「え、なんですか!?」
小笠原先生「じゃあこの上に乗って?3…2…1…0…って言ったら目隠しを外して?」
佐田「はいわかりました」
小笠原先生「(じゃあ行くぞ!)」
生徒「(頷く)」
小笠原先生「3…2…1…目隠しを外してください!」
佐田「なんだろう……えっ!!何々?」
熊川「あの、優里愛ちゃん…僕は前から優里愛ちゃんのことが好きでした。彼女になって下さい!」
佐田「えっ…」
生徒「……」
小笠原先生「……」
熊川「お願いします!」
佐田「……実は…私も蓮くんのことが大好きです」
熊川「おっしゃー!!」
(クラッカー音)
小笠原先生「おらー!最後のクラッカー!」
(どでかいクラッカー音)
酒井「ついに告白成功したぞ!」
金村「すごいぞ熊川君!」
佐田「実は、入学してきてから顔がカッコよくて、頭がよくて、運動神経がよくて、私の好みのタイプが3拍子で揃ってるの。こういう子が私は好きなの!(ハグをする)」
熊川「ちょ、ちょwいきなりハグしてくんなって…は、恥ずかしいだろ!(照)」
佐田「じゃあ今度、私の大好きな高級レストランでも行こうか!」
熊川「…そ、そうだな!(照)」
山川「蓮君すごいじゃん!告白できたやん!」
小笠原先生「おい熊川。最高じゃん!その勇気大事!」
松井「すごいじゃん!」
吉田「お前告白成功したやんwwおめでとw」
熊川「ちょっとそんなに励まされると恥ずかしいってww」
俺は心の中では絶対に告白失敗だと思っていた。
だが優里愛ちゃんは俺みたいなのが大好きらしく好きだったらしい。
こういう可愛い子と彼女になって付き合えるって本当に最高なこと。これは最高の思い出の中の一つ。俺はこの思い出を一生忘れない。それだけだ。
小笠原先生「じゃあもう終わったし、みんなで打ち上げする?先生が奢るよ!」
松岡「えっ、先生が奢るんですか!?」
小笠原先生「今日は佐田優里愛の豪邸のリビングで好きなもんいっぱい食っちゃおうぜー!」
全員「イェーイ!」
小笠原先生「先生はいろんな食い物を注文しとく!先生はこんなに大金持ってるからなw」
山川「10万円!?」
小笠原先生「そう10万円。これを全部使うぐらいで全部やろうぜー!」
佐田「イイネイイネ!是非私の家に来て!19時に私の家の前の集まってー!夜中まで楽しもう!」
全員「おー!」
こうして、熊川の告白は無事成功。告白成功記念で佐田優里愛の豪邸のリビングで11人が集まり打ち上げをする。
この学校の幸せはまだ続く…
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これでオリジナルドラマ02〜DASADA〜編は終了!
ここまで見てくださりありがとうございました!
次のオリジナルドラマは結構長くなると思いますが、楽しみに待っててくださいね!








