久々のコラム 忙しくしており申し訳ありません💦

 

今回は、肘の脱臼などに伴う 肘の靭帯損傷についてコラムを記載します。

 

スポーツや転倒の際に腕をついて受傷される場合が多く

 

肘の靱帯が損傷してぐらつき感(不安定感)、痛みをその後に起こします。

 

野球でも #大谷翔平 選手のようなスポーツ選手の肘の靭帯損傷は受傷機序が異なるため、今回は省略させていただきます。

 

2011年のAnakweらが報告した論文では

110例の肘脱臼の保存治療で概ね肘の機能は改善したが、約60%に肘痛が約50%に可動域制限が残存したとの報告です

 

自験例では、主に若い患者さんほど重労働やスポーツ活動も多いため

肘の痛みは出やすく 高齢者の患者さんほど痛みは出なくなり、可動域制限が残りやすいです。

 

ですので、若くて活動性の高い患者さんの場合には手術で靭帯を修復するのは中期経過では痛みが出にくいと考えられます。

が、あまりスポーツもしない どうしてもオペはしたくない方もいらっしゃるので、そのような患者さんの場合には保存治療で経過を見て

痛みが取れない場合は手術でも良いと考えます。

が、今まで痛みが残って手術に至るケースはほぼないです。(患者さんの手術するか否かのセレクションはしていることも影響しています)

 

主に受傷機序からは外側から内側にかけての靱帯が損傷して行きます。

術中にレントゲンを必ず確認し関節の緩みを内外側共に確認します

 

手術自体は、スーチャーアンカーという糸を用いて修復します。

 

トミージョン手術のような靱帯再建ではないので、一発外傷の場合には残った靱帯の修復は可能です。

 

糸で縫合するだけなので、おおよそ30分ずつで内側、外側縫合し、合計60分程度で手術は終了します。

 

輸血をするような場合はほぼありません