全仏2012大会第11日:50勝目のお祝いは、○○ショーで豪勢に!? | テニテニホレホレ

全仏2012大会第11日:50勝目のお祝いは、○○ショーで豪勢に!?

全仏大会第11日。


この日は男女ボトムハーフの準々決勝、各2試合ずつが行われました。
天気は少し曇り気味。後々雨で中断もあったりしました。

それではスケジュール通りに、まずは女子から。
前日と同じで、シャトリエとランランで同時進行。

シャトリエのカードは、シャラポワとカネピ。
ランランは、クビトバとシュエドワ。

この2試合、一応テレビとライスト付けて、見てはいたんですけど、、、
チョイと手仕事しながらだったので、まあことのほかボヤ~ッとした印象しか記憶にありません。(興味あるトップハーフの観戦との、ものすごい温度差よ!!σ(^_^;))

いや、試合見ながら、カネピがシャラポワに勝ちかけるとか、シュエドワがクビトバに勝ちかけるとか、そういう展開になっていたら、もう少し身を乗り出して見ていたとは思うんですが、、、まあそこまでには至らなかったですからね。
(クビトバ対シュエドワは案外競りましたけど。)

ということで、結果はコチラ!ドン!!
Singles - Quarterfinals
(2) Maria Sharapova (RUS) d. (23) Kaia Kanepi (EST) 62 63
(4) Petra Kvitova (CZE) d. (Q) Yaroslava Shvedova (KAZ) 36 62 64

やはりカネピはシャラポワを超えることは出来ず。
得意のDTLへの攻撃も見せていたけど、今のシャラポワを苦しめることもあまりなく、、、そして、メンタルの強さではやはりシャラポワが圧倒的に上回るので、競ったゲームも悉くものにし、結果はストレートでシャラポワの快勝。

4回戦のザコパロバ戦での不調気分をふっ飛ばし、気分よく準決勝に臨める、、、って感じでしょうかね?いい自信回復剤的試合になったんじゃないでしょうか?次の相手も高身長重量系パワーヒッターですしね。

そんな次の相手は、シュエドワにリードを許すも、さすが第4シードで逆転してきたクビトバです。

なんだか途中でお腹を押さえていて、腹筋を痛めているとかなんとか言ってましたっけ?なので第1セットはミスも多く、シュエドワにいい具合に掻き回された感じでしたが、第2セットは一転して本来の力を出し、第3セットは競りつつも、最後は毎度おなじみ「ギャッ!」っていう雄叫びをあげながら勝利をかっさらって行きましたとさ。

これで昨年のウィンブルドン決勝のカードが、赤土の上で実現。
昨年絶好調だったクビトバが、今年は故障があったりでココまで期待されたほど活躍してきませんでしたが、漸くビッグな大会の優勝争いに絡むとこまで戻って来ました。

シャラポワとクビトバの対戦は、、、クビトバの出来次第じゃないでしょうか?クビトバがウィンブルドンの時のようなレベルまで上げれたらチャンスはあるでしょうけど、QFのような出来だと、シャラポワに勝利はもって行かれるんじゃないでしょうか?


ということで、女子のベスト4は、

サム対エラーニ
シャラポワ対クビトバ

エラーニ以外は名の通った実力者、GS優勝経験者。

決勝のカード、私の希望はサム対シャラポワです。
サムが勝ったら至上の喜びですし、シャラポワが勝てばキャリアスラム達成でこれまた一応メデタイことで、それはそれで祝福できますからね。

でもサムはシャラポワ、苦手だからなぁ(1勝10敗)、、、クビトバ相手の方がイイのかな?、、、と対戦成績見てみると、、、3戦3敗、、、ガクッ!!
もうどっちゃでもヨカデス。かかってきんさい!!

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そして女子の後に行われた男子のQF、残りの2試合。

まずは先に始まったラファ対マグロの試合。

結果はコチラ!!
Singles - Quarter-finals
[2] R Nadal (ESP) d [12] N Almagro (ESP) 76(4) 62 63
またまたラファのストレートでの勝利と相成りましたぁ~!!

今季、ブルークレーのマドリッドではベルダスコに負けちゃいましたが、「あんなのクレーじゃねぇ、あんなの関係ねぇ~!!」とすると、あの大会以外の参戦したクレー大会、モンタカルロ、バルセロナ、ローマ、そして全仏と、全てストレート勝ち、今季クレーでのストレート勝ち数はもう20勝目に。

そして今回の勝利は、2005年から参戦している全仏での記念すべき50勝目の勝利でした。

それでは、ちょっとお祝いしちゃいます?(* ̄Oノ ̄*)

最近は自宅に出張サービスをしてくれる所なんかもあると言うので、

是非ローランギャロスにも出張して貰いましょう!!

なだる寿司の

アルマグロ解体ショー!?


<テニコラは限定記事にしました。あしからず。>

(前回全仏で対戦した時も「釣りバカ日誌」のテニコラで釣りあげられてマグロだけど、今回はとうとう解体ショーに!!(笑)
バンダナもいいけど、ねじり鉢巻きもよく似合います!!ラファ!!香田晋にも負けません!!( ´艸`))

さあ、あなたも寿司職人ラファのマグロ早握りをどうぞご堪能ください!!

マグロのお頭も↓兜焼きにしてご賞味いただけます!!

<テニコラは限定記事にしました。あしからず。>

ウワッ、グロッ!!、、、アッ、マ・グロだけに!?(苦笑)
(ホントのマグロの死んだ目ん玉入れちゃった!!Y(>_<、)Y)

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てな感じで、調理されちゃったマグロだけど(←どんな感じだ!?┐( ̄ヘ ̄)┌)

実際はタイブレークもありましたし、今大会の中ではそれほど早握りというわけではありませんでした。
(試合時間は2時間46分でした。ちなみにダブルベーグル食らわしたモナコ戦は1時間40分ぐらい。)

試合の前から思っていたことは、
毎度マグロ船、、、じゃない、マグロ戦でよくあるパターンとして、
いくらマグロが調子良くても絶対5セットは続かない!!ってこと(3セットでも続かないもん)。

あのマグロの強力フォアをバコバコ打って来て、結構ラファを苦しめたとしても、まあいつも1セット、長くて1セット半?ぐらいかなぁ~、、、持続するの。

そして耐えて耐えて耐えているうちに、マグロの元気が多少無くなって来たところで、ドンドンオフェンスに転じて行って、最後は勝利をものにすると、、、毎回大抵そんなパターンです。ラファのマグロ攻略法。

(テニスのこと書いてるんじゃなくて、まるでマグロのトローリング?について書いてるみたいですねぇ(苦笑)。「松方・梅宮世界を釣る!!」みたいな?( ´艸`) かかった獲物を暴れるだけ暴れさせて弱って来たところを、リールを巻いて一気に釣りあげるのと一緒みたいな?、、、う~ん、まさしくマグロ釣りってことなんですね!?( ̄□ ̄;)そうなんですね、ラファさん!?さすが釣りを趣味にしてらっしゃることだけはあります!!('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)←ウンウンって、、、(笑))

釣りに関しての余談ですが、
記者会見で珍しく釣りに関する質問があったりして、
今まで一番大きかった魚は?大き過ぎて恐かったことは?、、、なんて質問がありました。

それに対してのラファの答えは、
「僕はアマチュアで、釣りのことをよく知ってる友達と出かけるんだ。問題は釣りは朝早くに出かけること。僕が早起きが苦手なんじゃなく、朝はテニスの練習があるんだ。僕が釣りに行くと言ったら、おじさんが不満に感じるだろうから、そこが問題なんだよ。」と。
相変わらずの質問に対して完全スルーのズレた回答ぶり(笑)。26歳の初夏も、やはりラファはラファでした。\(^_^)/

話を試合に戻して、、、

今回もマグロ頑張って攻めていた。
強力フォアも炸裂していたし、バックも厳しいところに何度も攻めていた。
会見でも言っていたけど、マグロは自分のテニス、やりきったとは思います。
だって、他の選手にはアレで勝てるんだもん。ココまでセットも落としてきてないんだもん。

でも、今大会、ラファは守備の練習をしてるのか?ってくらい、攻撃する姿よりも守りまくっている姿が印象に残ります。

マグロが右に、
http://www.daylife.com/photo/03Cd5PO4y5796?__site=daylife&q=Nicolas+Almagro
左に、
http://www.daylife.com/photo/0fPU0ZQdNRgr8?__site=daylife&q=Nicolas+Almagro
東に西に!?
いくら振りまくっても、
まあ良く拾って返球してきます。

これが、単に攻撃できなくて守ってるだけなのか、
それとも、攻撃も出来るけど、これから先の難敵相手の守備練習的に、わざとそういうテーマで試合しているのか、よくはわかりませんが、

ラファの今回の記者会見を読んでみると、なかなか興味深い部分があるんですよね。

トップハーフの試合は見たか?と訊かれて、
Rog対デルポは前半だけ、ジョコ対ツォンガはホテルに戻ってからテレビでしてるのを見たそうで、そこでツォンガのマッチポイントでの対応について、彼は2回ミスしたと、自分の視点からの批評をしていたんですよね。あの球はフォアに返すべきじゃなかったとか、もうちょっとポイントを続けて、チャンスボールを待つべきだったとか。

それと他の質問のところだったかでも、とにかくポイントを待つんだと。ラリーを続けてひたすら自分が攻撃できるチャンスをジッと待って、チャンスが来たら一気に攻めるんだと。そんなことを言ってました。

まあまさしくそんなプレーぶりですよね。
ハードではある程度自分から仕掛けて行かないと、一気にポイント奪われたりすること多いですが、クレーではあの守備力があればチャンスをじっくり待てるんですね。ラファだけに。だからとにかくラリーの中で時が満ちるというか、ひたすら自分にとっての攻めごろな球が来るのを待ってる、、、だから6-2とかのセットでも45分とか1時間くらいかかってんですね。納得。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)

だから、攻撃できないと言えば攻撃出来ない(から待っている)。
守備の練習をしているというか、必然的に守備が多くなることを承知の上でのプレー内容なわけです。

だあらパッと見は、ラファ、全然攻撃してない、、、守ってばっかり、、、だけど勝ってる、、、これって調子いいのか?悪いのか?ヽ((◎д◎ ))ゝ、、、って感じだったのですが、コレは思いっきりラファの想定内のテニスなわけで、実際そのテニスでセット落とさず勝ってきているということは、多分調子はイイんです。そういう結論に達しましたですよ。ハイ。

で、実際ココ2試合でスゴク良くなって来ていると自分でも言っていたのが、サーブ!!

このマグロ戦ではエースを10本も取るという、ラファらしからぬ好調ぶり!!マッチポイントもエースだったっけかな?

自分もテニスしていて感じますが、まずサーブの調子がいいときは、ストロークも他の調子もいいもんです。逆にサーブが悪いと、なんだか他も乗り切れないこと多いです。

なので、結論。ラファはとっても調子イイ!!
、、、ってことでございましょう。


http://www.daylife.com/photo/0eQJ1ET4j52fn?__site=daylife&q=Nicolas+Almagro
全然関係ないですが、いつも試合後にネットのところで相手選手をねぎらうように、↑こんな風にもたれかかるラファ。
このしなだれかかる感じが、ホステス(ってまだ言う?今はキャバ嬢?)さんが「あら~、マグロさんったらぁ~ん」って、ボディタッチしている感じに似てなくもないなと、、、(苦笑)。

それともひとつ。今回マグロを見てると、試合が進んで厳しい場面が増えてくると、ドンドン真ん中寄りの顔のパーツが、さらに真ん中に寄って行くように見えました。( ̄□ ̄;)!!

ドンドン顔が紅潮して、鼻とか目の周りとか、顔の中心部分の色が濃くなり、眼の下のクマも濃くなり、顔中心部が赤黒くなってくるので、パーツがより中心に寄ったような錯覚がみえるんでしょうねぇ、、、。

それと、今回マグロ見てたら、目と鼻の感じが、スピードワゴン井戸田似?と思ってしまいました。

ラファは全然「アマ~イ!!」ところなんて無かった、、、「同情するなら勝利くれっ!!」(←井戸田の元妻・安達祐実の名セリフ風)って感じの表情、↑の写真でもしております。
モナコにしても、マグロにしても、なんだかんだ言っても、ニガ~イ!!気持ち、あるんだろうなぁ~、、、。

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そして最後は、最後の男子準々決勝。
ダビ対アンディ。

[6] D Ferrer (ESP) d [4] A Murray (GBR) 64 67(3) 63 62

この試合、ラファ戦が終わり、私、少し気が抜けてちゃったようで、一番のヤマ場?だったのかもという第2セットタイブレーク辺りの記憶が無い、、、!!Y(>_<、)Y

あとも、全体的に手作業しながらのナガラ見だったので、特別細かい点については言えることないので、サラッと。

第2セットこそタイブレークをアンディに取られちゃいましたが(やはりサーブの差でしょうかね?)、
ほぼ私が予想して通り、ストレートに近い試合内容だったような気がします。
絶えずダビの方に精神的余裕が感じられたような?そんなブレなさ加減。
毎試合、100%出しきることをいつも実践しているダビだからこそ、このブレなさがあるんだと思います。

ダビの「Road to Roland Garros」でもそう言ってます。

(RGで優勝したらダビ、アタマ丸めるんだって!!(驚)いや、ちょっと見てみたいかも~!!)

試合的には、ダビはいつものダビテニスを職人のようにこなします。

一方のアンディは、この試合でも腰を気にするしぐさは見せつつも、プレー自体にそれほど影響があるようには感じさせない(多少波はあったけど)、プレーぶりだったように思います。

雨で中断があるまでは、、、。
http://www.daylife.com/photo/03iicmTdoV3YM?__site=daylife&q=Andy+Murray

第2セットをアンディが取って、第3セットの途中でしばらく雨でサスペンデッドになりました。(←間違ってたらゴメンナサイ。うろ覚えなもんで)

ラファ対マグロ戦でも一旦プレーを中断する時はあったけど、その時はベンチに少し戻ってすぐにプレー再開でした。
しかしこのときのサスペンデッドは30分ぐらい?1時間弱?程開きました。

で、試合が再開すると、
ダビはその空いた時間が役に立ったと言っていた通り、もう一度気持ちをクリアにし、セットを取った第1セットのリズムを思い出して、同じようにプレーすることを心掛けたそう。

それと、コートのコンデションも、より速くなっていて、自分がよりアグレッシブにウィナーを狙って行けると思えるものだったんだとか。

そこからでもお互い、アンディがブレイクしたら、すかさずダビがブレイクバックしたり、流れは行ったり来たりはしつつも、大事なポイントをしっかり決め切って、ダビが第3、第4セットを取りきり、

全仏初の準決勝進出!!
http://www.daylife.com/photo/07b57b8diH5JN?__site=daylife&q=Andy+Murray
全米と全豪はベスト4になったことあるけど、一番得意そうな全仏はQF止まりだったんですよね。それも2008年以来の久々のQF以上への進出。

やはりスペイン人が活躍し続けて来た大会。ブルゲラ、モヤ、ファンキーなんかの先輩達が優勝してきた思い入れのある大会でベスト4に入れたことは、感慨深かったみたい。

一方のアンディは、
負けたからか、こんな写真ばかりありました。
http://www.daylife.com/photo/0aQp5LL7bl69U?__site=daylife&q=Andy+Murray
ハァ~、、、
http://www.daylife.com/photo/01g1ghjepD1Ho?__site=daylife&q=Andy+Murray
なんでだよっ!!
http://www.daylife.com/photo/027T2trels5jx?__site=daylife&q=Andy+Murray
ガスガスガスッ!!(地面を叩く音)
http://www.daylife.com/photo/04oyc7RgfW47V?__site=daylife&q=Andy+Murray
もう泣いちゃうもんッ!!。゚(T^T)゚。(←泣いてませんけどね。多分汗ふいてるだけ)

こんな写真ばかり取られるほどには悪い内容だったとは思いませんでしたけどねぇ~、、、。トップ4の一角が崩れた、またしてもアンディのGS優勝は叶えられなかった、、、みたいに、必要以上にメディアがアンディのダメダメ具合をクローズ・アップしているような気がしないでもありません。

でも背中、腰に不安、問題がある中で、ちゃんとココまで勝ち上がって来てるんだから、よくやったと思いますけどねぇ~。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)

一応今のところはクイーンズ欠場は決めていないそうだけど、ウィンブルドンの前哨戦に出ない選手の話とかしていたから、じっくり療養と調整に時間を使ってもいいと思いますが、、、今年のクイーンズはラファもいないし、無理して出てきそうだなぁ、、、。(-"-;A

・・・・・・・・・・・・・・・・・
ということで、男子のSF、ラインナップは、

ジョコ対Rog様
ラファ対ダビ

う~ん、ジョコとRog様は、、、QFのプレーぶりから考えるとジョコの方がギア上がった感はしますが、、、どう転ぶかわかりません。昨年のようなこともあると思うし。

ラファ対ダビは、、、ダビには申し訳ないけど、やっぱりラファでしょうね。バルセロナ決勝でアレだけダビが攻めまくっても、ラファは悉く耐え抜きましたから。今回もダビの矛はラファの盾を貫くことは出来ないかと、、、。

あ~そろそろ大詰めに近づいてきました。
今年もフェダル・ショーになっちゃうのかな~?